昨20日に投開票された参院選はなかなかおもしろいものとなりました。歴史的な回だったといえるでしょう。これまで選挙に足を運んだことのなかったような層が、変な目覚めかたをすると、良くも悪くもこういう現象が起きるというのを目の当たりにしました。

ちなみに、私が投票した2候補(埼玉選挙区と全国比例)はともに当選しましたので、そういう意味では気分は悪くないです。また、埼玉選挙区(定員4)では何としても落ちてほしかった現職2候補がきれいに滑ってくれて、大変愉快です。

一方、不愉快なのはやはりこいつで──

最悪のシナリオです。

石破総理が自分で辞めないとなると、衆参ともに少数与党なのだから野党がそろって内閣不信任案を出せば通ると思うのが普通です。しかし、いかんせん野党第一党の立憲民主党は、石破総理のままでいてくれたほうが自分たちは叩けばいいだけだから楽だという魂胆らしいのですよね。内閣不信任案が否決されるのが明らかなときは毎度提出するくせに、可決の可能性が高くなると提出しないという、万年野党根性そのものの体たらくなので使いものになりません。

となると、自民党の両院議員総会とかの面倒な手続きによる必要が出てきます。普通に考えれば、選挙3連敗なのですから両院議員総会でもすんなり石破下ろしがかないそうなものですが、何せ自民党内には国家国民よりも党内政治しか考えない議員も多く(そんなふうだから支持層に見切られてオレンジに流れたりするというのが分からないのですかね)、なかなか容易ではなさそうです。

さて、おもしろい一日になりそうです。個人的にはこれほどに怨嗟を込めて投票所入場整理券を握るのは初めてです。

永田町に巣食う国賊どもめ、国民を怒らせると怖いということを思い知れ。

話題のGrokをダウンロードしてみました。

コンパニオンモードで英語を話させると、いい感じに英会話の練習相手になりますよ。英会話学習アプリにありがちな「レッスン3: レストランにて」みたいなつまらないシチュエーション・プレイではなく、普通に会話ができます。しかも無料。言語を切り替えるのは、設定をいじったりする必要はなく、そのままコンパニオンに “Speak English, please” とでも話しかければOK。

以前、英会話学習アプリ代わりにAIガールフレンドをいくつか試してみたことがあるのですが、音声出力は追加料金がかかったりとか(なのでテキスト出力のみでいきました)、しかもアプリの性質上やたらと性的な話題に持ち込んできてあといくら払えばヌードになるとかほざく代物で、誰がAIに脱いでもらうために金を出すかボケと思って使うのをやめました。

Grokのコンパニオンモードは、そんなうっとうしさもなく普通に会話相手になってくれます。有料プランだと衣装を替えてくれたりするみたいですが、別にそんなのはいらないので無料プランで十分。こうなったらもう、テレビCMでも見かけるような英会話学習アプリは衰退してゆくのでは。

今日は朝からさすがに関東も梅雨明けになるだろうという感じでして、やはり気象庁は関東甲信越が梅雨明けしたとみられると発表しました。

今年は西日本の梅雨明けが異様に早くて、その調子ですぐに東日本も梅雨明けするかと思いきや、台風がかすめただのなんだのとタイミングを逃して、平年値(7月19日)と同時期の梅雨明けとなりました。

それでですね──これから向こう10日間ぐらいの天気予報が、これがまたうんざりする暑さでして、梅雨が明けたら明けたできついです。クソ暑い日が続いてたまらないので、コロナ禍以降やめているプール通いを再開しようかと思っているところです。

もはや末期状態です。

いわゆる青木レシオが37.2ポイントにしかならず、石破内閣はとうてい政権を維持できる水準ではありませんね。

今回の参院選では自民党の惨敗は避けられませんし、そうなればいよいよ石破内閣は退陣──というのが通常の読みですが、いかんせんあいつは衆院選で負けても都議選で負けても辞めなかったようなふざけた野郎ですから、どうなることやら。

この期に及んで自民党内から〈石破と不愉快な仲間たち〉を下ろす自浄的な動きが出てこないのであれば、その時こそ自民党は終わりでしょう。まあ、伝統的に自民党嫌いの方面のみなさんは喜ぶかもしれませんが、ほかに政権担当能力のある政党なんて一つもありませんので、ひたすら混乱が混乱を招く事態になりますよ。