高市総理の睡眠時間にまつわるネット上での騒ぎをまとめておきますね。

報道:「高市総理が国会に備えて午前3時から勉強会を開いた。異例だ。今までの総理はせいぜい午前5時か6時だった」

立民党:「それはまずくないか。一国の総理がたおれたりしたら大変。ちゃんと睡眠をとるべきだ。それに、総理のわがままで多くの官僚が午前3時からレクのため呼び付けられ拘束されるのも問題だ」

高市総理:「官僚のレクは受けていない。自分で答弁書を読み込むために早く起きている。そもそも官僚から答弁書が届くのがそのくらいの時刻だから仕方ない。秘書官やSPには迷惑をかけている」

人々:「答弁書が遅いのか。官僚は何をやってるんだ」

元官僚:「議員からの質問通告が遅いから答弁書作成も遅くなる。質問通告の締め切りは2日前の正午というルールなのに、それを平気で破って前日深夜によこしてくる。野党、中でも特に立民党と共産党がひどい」

元閣僚:「あれはひどかった。前日深夜では済まず、当日昼というのもあって食事もできなかった」

国民民主党:「ちなみにうちはちゃんと2日前までに出すようにしている。立民党はなぜできないのか」

人々:「何だ、立民党が悪いんじゃないか。総理にちゃんと睡眠をとれと言いながら、総理の睡眠時間を削っているのは立民党じゃないか」

立民党:「質問通告の締め切りが2日前の正午というルールは、過去のもので今はない。そのルールは厳しすぎるので数年前に『質問通告はできるだけ早く』に変わった。わが党がルール破りをしているという悪質なデマは許せない。場合によっては法的措置をとるぞ。黙れ、愚民ども」

元官僚:「確かにそうだった。私の認識が古かった。あのルールは今はない。申し訳ない」

人々:「で、今の立民党は『質問通告はできるだけ早く』というのは守ってるのか?」

立民党:「当たり前だ。前日深夜までにはちゃんと出している」

──そうして出てくるのが、ああいう低レベルでくだらない質問ばかりとはねぇ。立憲民主党って、いらないのでは。野党第一党は国民民主党でいいのでは。

私はこれまで、立憲民主党、共産党、社民党、れ組のたぐいを「駄目野党」と総称してきましたが、このほどたまたま「特定野党」という表現を見つけまして、これのほうがいいと思ったので今後これに切り替えます。まあ「特定アジア」みたいな感じですね。

ということで──

このポストには特定野党が駄目な理由が端的に表れています。

国会での質疑について、新聞に大きく取り上げられる質疑はレベルの高いものである、という大前提に立っているようですね。これがもう間違いです。新聞で大きく取り上げるかどうかは、各紙の編集デスクが決めているにすぎず、国民にとって大事なことや国民に知らせなければならない重要なことをそれに選んでいるとは限りませんよ。そう、ここで例の「支持率下げてやる」の件を思い出すといいですね。なお、編集デスクって別に知性の代表でもなんでもなく、単に長年ブン屋をやってきて偉い椅子に座っているだけの人です。

そして、国会は本来、政策について議論を戦わせる場でありますが、特定野党の場合は新聞で大きく取り上げてもらうことが日次目的となっていて、なにより新聞映えテレビ映えが大事というわけです。最終目的はといえば政府・与党を倒すことだけであり、国政のこと国民のことなど実はどうでもいいというのが彼らの根性です。

私は別に冗談を言っているのではありませんよ。チラッとでも国会中継を見てみれば、どこを切り取っても大概そうとしか言えないのが特定野党の実態です。

国会ではここのところ、くだらない質問ともいえない質問ばかりの駄目野党群を、〈覚醒した進次郎〉こと小泉防衛大臣がキレッキレの答弁で返り討ちにしたりしているのですが、そういうのは紙の新聞にはほとんど載りません。ふだん新聞を読んでいない人が最近の新聞を見たら、びっくりするのではないでしょうか。だって、紙の上では、高市内閣が連日の野党の鋭い追及で追い詰められていることになっていますからね。試しに築地や一ツ橋の新聞でも見てみてください。ウェブ版ではなく紙のほうです。

というわけで、政治に関しては新聞を主要な情報源にしないほうがいいと思いますよ。真面目に、認知が狂います。テレビも似たようなところはあるでしょうが、放送法の縛りがないぶん新聞のほうがかなりひどいです。新聞は、はっきりいって、今どこでコスモスが見ごろとかの記事だけでいいです。

なお、駄目野党がなぜアレなことばかり言うのかが分からない人向けに、そのへんのことが分かりやすくまとまっている動画を見つけました:

あの種の人々の頭の中の世界観としては「平和勢力」と「戦争勢力」の戦いということになっているわけですよ。私がいつも言っているような「セーギノミカタ」と「悪の軍団ジミントー」みたいな感じです。まさに小泉大臣の言うように、理解に苦しみます。

それにしても、国会中継を見る人が増えた今、駄目野党群はあんな醜態を国会でさらし続けて、国民の支持を得られると思っているのでしょうか。だとしたら、国民とりわけ無党派層をなめすぎていませんかね。

今をときめく中共の駐大阪総領事、戦狼外交でおなじみの薛剣氏ですが、彼が高市総理に対する殺害予告めいた文言を X (Twitter) に投稿する5日前、彼と懇親を深めていた人々がいます。

写真は最前列の中央、向かって左から3番目に、薛剣氏が堂々と写っています。それにしてもみなさん、とてもいい笑顔ですね。素敵です。

笑いが止まりません。高市内閣の発足後、様々なものが白日のもとにさらされるというか勝手に白日のもとに出てくるようになってきて、おもしろいですね。

中共の駐大阪総領事、薛剣氏といえば前々から発言が問題視されてきた人物ですが、さすがに今回は一線を越えたと思います。

これは一発でペルソナ・ノン・グラータを発動してよい件です。ましてやこれまでの彼の発言の積み重ねもありますから、政府としては〈遺憾砲〉だけで済ませずきっちり処分すべきです。まあ、外務省の中に邪魔している奴がいるのでしょうけど。

ところで、某党が連立政権を離脱する直前、党代表が某国大使と会談していたという件がありましたが、あの時は何を話し合っていたのですかね。回顧録でも出したらどうですか。