中共の航空会社は国際線の収益が出なくなってきているので、「対日制裁」というのは減便するのにちょうどいい口実だったみたいですよ。

中国の景気後退のなかで、海外旅行に出る中国人が減っていたのだ。好景気基調に合わせてきた中国の航空会社は、収益構造の変化を強いられている気がした。思えば、日本路線の減便は高市発言以前から始まっていた。たとえば札幌―北京便。以前は中国国際航空が毎日運航していたが、10月から週4便に減っている。

正直、成田から上海乗り継ぎでバンコクまでの往復が3万円なんていう話は、かなり魅力的ではありますね。とはいえ、上記記事にあるように、FSCの国際便で5時間も飛ぶ路線なのに軽食すら出ないとか、予約した便が急に欠航とかいうことになると、長期旅行のバックパッカーをやっていた学生時代ならまだしも、今の身ではちょっと難しいですな。

NHK大河ドラマ「べらぼう」は昨夜が最終回でした。「拍子木、聞こえねえんだけど」は大河史上屈指の名台詞だと思います。

全48回、爽快この上ない夢噺を見させてもらった疾走の一年でした。私の中では大河ドラマの過去最高傑作です。大河で江戸時代となるとどうしても徳川家か赤穂浪士ばかりになるところ、本作は吉原生まれで日本橋に本屋を出した男の一代記、そこに平賀源内やら鬼平こと長谷川平蔵やらも加わって、にぎやかなエンタメとなりました。もうね、円盤も買っちゃおうかなっていうぐらいの気持ちですわ。

さて、来年は大河ドラマがないので、日曜の夜がちょっと寂しくなりますね。え、ありましたっけ?

これに対するツッコミで一番おもしろかったのは「88年間でたった12回しか追悼していないのはなぜですか?」というものです。実際、南京で追悼式典なるものが開催されているのは2014年からです。

さあ、なぜでしょうか。なぜかなぁ。じっくり考えてみましょう。

当地は一部の天気予報で「今夜遅くから明日にかけて雪かも! 初雪かも!! 結構降っちゃうかも!!!」とか言われていて、わざわざカー用品店から「雪の予報!!!! 今日じゅうにタイヤの履き替えを!!!!!」と煽りのメッセージが届いたりしているのですが、ほかの天気予報では普通に「雨」としか出ていません。明日の外出の予定にかかわるのではっきりしてもらいたいところですが、まあ、経験則からいってこういうときは雨です(笑)

ところで、私の車に履かせているのはオールシーズンタイヤなので──。

共同通信としてはアメリカが梯子を外したことにしたいらしいですが、オールドメディアのこういうやり口に国民はすっかり流されなくなってきた感がありますね。

紙と電波に依存しない情報の取り方をしていれば、アメリカが表向きは台湾に関する中共の立場を認識していると繰り返しながらもせっせと台湾への軍事支援を強化し、日中間の問題について中立と言いながらもせっせと米軍と自衛隊の連携を確認し合同訓練を絶賛実施中だということも、等位で目に入ってきます。とりあえず口先では北京の機嫌を取りつつ、実際にはあからさまに違うことを行動にするというのは、アメリカのいつものこと、いわゆる曖昧戦術というやつですね。もはやちっとも曖昧ではない感じですけど。

繰り返し言っていることですが、新聞だけ読んでいると本当に、目下あたかも中共が世界の支援を取り付けていて日本が国際的に孤立しているかのような錯覚に陥りますよ。そういう書き方しかしていませんから。特に築地とか一ツ橋とか内幸町とか。

考えてみれば、ほんの30年前まで一般国民にとっての情報源が新聞とテレビしかなかったのは、実に恐ろしいことです。あるジャーナリストが言っていましたが、今や「情報の民主化」が進んできているわけです。オールドメディアはやり方を考えないと、今後本当に衰退してゆくだけだと思うのですが。