昨日の小西洋之氏の例と同じく、これもまた全く逆効果をもたらす論評です。

あの鳩山由紀夫がこれほどまでに石破を持ち上げているのだから、きっと石破は史上最低最悪の総理なのだろう──と思うのがまともな頭の持ち主のはずですので、このような脳天気な論評は逆効果です。

もし鳩山の言いぐさが正しいと思う人がいるなら、国民生活を良くし国の安全を守る上で石破内閣に一体どんな功績があったのか、何か寄与するものがあったのか、具体例を挙げてみてください。一つでいいから挙げてみてください。一部特定の人たちがキモチイイ思いをするようなことではなくて、あくまでも国民生活を良くし国の安全を守るためにしたこととして、評価できるものを一つでも挙げてみてください。

はっきり言って、死にかけのGがあちこち卵を産み付けて回るような真似をしようとするネバネバ粘着ゲル石破のありさまには、ひたすら嫌悪感を覚えるばかりです。残り少ない任期が終わるまで余計なことをせずおとなしくしていろ。

「因縁の立憲議員」って誰よ、と思ったら小西洋之氏のことでした。あの小西氏がここまで激しく高市氏をけなしているのだから、きっと総理に一番ふさわしいのは高市氏だろう──と思うのがまともな頭の持ち主のはずですので、小西氏の論評もこの記事も逆効果でしかありませんね(笑)。まあ、それを意図しているのならそれもいいですが。

私は、現在名前の挙がっている5人の誰かであれば、少なくとも粘着ゲル石破よりマシなのでとりあえずはいいと考えています。ただし、高市氏以外になった場合は、自民党から逃げた票の呼び戻しにちょっと苦労するかもしれません。小泉氏なんかになろうものなら、それこそ党員が過去1年間何も学習していなかったことの表れですから、当面は党勢挽回がかなわないでしょう。

行政をAIに委ねる世界というのが、SFではなくなるかも?

もっとも、アルバニアの場合は汚職がひどすぎる上に世界の資金洗浄センターみたいになっているという事情から、公共調達を人間にやらせたらろくでもないことにしかならないのでAIをたのみにしたようです。

日本でやるとしたら、役所の業務の確認にAIを導入するという程度で、不正防止というより複雑な手続きをスムーズに通すためのものとなるでしょうね。市民が役所をたらい回しにされなくなるかもしれません。

これは当局の対処が百パーセント正しいです。むしろバンクシーは原状回復にかかった費用を負担すべきです。私だって、自宅の壁にあんな派手な落書きをされたりしたら、ただでは済ませません。

バンクシーを擁護するアホどもは、とりあえずこちらのニュースも読んでおいてください:

典型的な〈オールドメディアの駄目な報道〉ですよ。

トランプ大統領(5日)
「彼らは違法なエイリアンであり、ICEは仕事に忠実なだけだと言っておきます」

トランプ大統領が「エイリアン」と表現したのは、移民当局が拘束した労働者らについてです。

英語 “alien” をあえて訳さずそのまま「エイリアン」とカタカナ表記にしているのは、意図的としか考えられません。もちろん悪い意味で。つまり、多くの日本人が「エイリアン」といえば真っ先に例のSF映画を連想することを念頭に置いた上で、こういう報じ方をしているわけです。

辞書で引けば分かりますが “illegal alien” といえば普通に「不法滞在外国人」の意味で、アメリカでは(いささか古めかしいながら)れっきとした法律用語です。ただし “alien”(異国人)は〈よそ者〉のような否定的なニュアンスがあるため、通常はあまり用いられず、いわゆるリベラル方面が言葉狩りの対象にすることがあったりはします。それだけです。

そういえば、最近日本の似非リベ連中は不法滞在外国人のことを「非正規滞在者」と呼べなどと、またまたアレな主張をしているようですね。まあ、相手にするのはやめておきましょう。

そうそう、スティングの “Englishman in New York” のサビには “I'm an alien, I'm a legal alien” (ぼくは異国人だ、合法的な異国人だ)というフレーズが出てきますな。ということで、あの歌もそのうち放送禁止になっちゃったりするかもしれません(笑)