高級車ディーラーなんて私には縁がありませんが、一度行ったことのある知人の話では「普段着で行けない雰囲気」の場所だとか。やはりそうなのですかね。

ところで、軽自動車で行って塩対応をされるのは、なにも高級車ディーラーだけではありません。前にもちょっと書きましたが、いわゆる車好き(本当の意味での車好きではない)が個人経営している整備工場ではまともに客扱いされません。あと、洗車コーティング店の男性従業員には手抜き仕事をされる傾向がある(あいつらは高級車だと張り切るのですよ)ので、女性従業員に当たると心の中でガッツポーズです。できれば指名制にしてもらいたいと思っているくらいです。

話を戻して高級車ディーラーさん。金持ちがふだんから高い服を着て高い車を足にしていると思わないほうがいいのでは。自分たちを何だと思っているのか知りませんが、たかが車屋へ行くときにまでいちいち余計な気なんて遣いませんよ。

ちと思い出しましたが、私の母はデパートやブティックへ服を買いに行くとき、店員に付きまとわれるのが嫌で、わざと地味でしょぼめの格好をすると言っていました。そうすると店員は本当に一瞥するだけで積極的に接客しないので、とても気楽に品物を吟味できるとか。いい服を選んでクレジットカードを切ったときの店員の表情は、思い出すだけでも滑稽だと言っていました。