マスク氏の思いつきのおかげで可視化
前からちらほら聞こえていた話です。今は台湾有事に絡んで北京がまた騒音を立て始めました。
- 「中国メディア「沖縄の日本帰属」を疑問視する論評相次ぐ 高市首相答弁を受け対日カードに」 << 「産経ニュース」
これ、どうせ言うだけならタダだから言わせておけ、というわけにはいかないのですよ。中共は本気で言っていますから。
最近 X (旧Twitter) の仕様が少し変わり、基本的なアカウント情報が公開されるようになりました。プロフィールの「****年**月からXを利用しています」の部分をクリックまたはタップすると、アカウントの登録日、所在地および接続元を見ることができます。そのおかげで、海外在住のフリをして日本をディスることに熱心ないわゆる〈出羽守〉が実は国内にいることがバレたりして、ちょっとしたプチ宴会です。
中でも傑作は、沖縄在住の沖縄人のフリをして沖縄独立を主張するアカウントの情報を参照したら、どいつもこいつも中共からの接続だという話。北京のこの手の謀略は前々からさんざん言われてきたことではありますが、ここまではっきり可視化されたことは、イーロン・マスク氏の思いつきに感謝しないわけにはいきません。
要は、ロシアがウクライナ東部でやったことを、中共は沖縄でやろうとしているのですよ。沖縄独立派の活動家などを操って形式的に沖縄を独立させ、それから中共へ編入するという手です。もっとも、ウクライナと違って日本とりわけ沖縄にはアメリカ軍がデンとかまえていますから、そう簡単にはいきませんけどね。だからこそ、沖縄での反米運動を盛り上げようとあれこれやっていたりします。