どうも安住淳氏は、自分が落選したのは〈クリームパン動画〉のせいだと本気で思っている節があるのですよね。1週間以上たってもまだまともな敗因分析ができないのですから、もう見込みがありません。

安住氏が落選したのは〈クリームパン動画〉のせいではなく、落選したのは〈クリームパン動画〉のせいだと考えてしまう自分のせいです。そのことをちゃんと指摘してくれる人が周りにいないのは、彼にとって大変な不幸だと思います。

さらに、ネット媒体には中革連の惨敗に関する秀逸な分析記事が多数上がっているにもかかわらず、新聞とテレビしか見ない人の目に入るのは上記記事のような的外れの情報ばかりなので、ますますドツボにはまっていきます。典型的なエコーチェンバーというやつです。見ていて哀れですわ。

この傾向は安住氏のみならず中革連ほぼ全般に見られます。

自分たちが惨敗したのは急な選挙で時間がなかったせいではなく、惨敗したのは急な選挙で時間がなかったせいだと考えてしまう自分たちのせいですよ。

自分たちが惨敗したのは「高市旋風」のせいではなく、惨敗したのは「高市旋風」のせいだと考えてしまう自分たちのせいですよ。

自分たちが惨敗したのはSNSのせいではなく、惨敗したのはSNSのせいだと考えてしまう自分たちのせいですよ。

自分たちが惨敗したのは小選挙区制のせいではなく、惨敗したのは小選挙区制のせいだと考えてしまう自分たちのせいですよ。事実、17年前あなたたちはこの同じ制度──野党第一党に有利な制度──で政権を奪取したのに、負けたときは制度が悪いとかほざきだすの、恥ずかしくないのですか。

あのぉ、これのどこが「ビジョンと社会像」なのでしょうか。ダラダラと長文を読まされたあげく、「で?」という感想しかないのですが。「前振りが長くて結論がない」「言語明瞭、意味不明」と評価される通りです。

中革連の代表は階氏にしておいたほうがまだましだったのではないでしょうか。もっとも、そこで小川氏を選んでしまうところがしょせん中革連センスというか、代表は立憲民主党勢から出すと言いつつ票を持っているのは公明党勢だから仕方ないよなというか、党崩壊の未来しか見えませんね。大いに結構なことです。

早くも「小川構文」というスラングが発生していますね。

中革連は石破を三顧の礼で迎えるべきだ、なんていう意見もネットでは散見されましたが、わざわざそんなことをしなくても、中革連は身内から石破みたいなのを代表に選出した模様です。本当に、石破のネバネバ構文と同類です。すでにあちこちで「前振りが長くて結論がない」とか、はたまた昭和ネタのリバイバルで「言語明瞭、意味不明」とか、うまいことを言われまくっています。

中革連を支持する人は本当にこんなのでいいのかよ、と思うのですが、まあ、どうせ石破を支持していた層が中革連を支持しているのでしょうし、こんなのでいいのでしょうね。

さあ、中革連・立憲民主党の消滅へ、いよいよカウントダウンです。

衆院選後の大騒ぎの裏で、ちょいとおもしろいことがありました。週刊誌かスポーツ紙が記事にしてくれるかと思って待っていたら、やっと今日あたりから出てきました。

小泉防衛大臣の記者会見の内容は、防衛省が無慈悲にも(笑)全文テキスト起こししてくれています。上記記事でネタになっている箇所は次の通り:

記者: 衆院選の関連で1点をお伺いさせてください。衆院選で自民党がですね、大勝し、政権基盤が強固になりましたが、政権基盤が強固になったことで、中国との向き合いなど安全保障への影響はどのような影響があるとお考えでしょうか。また、安全保障上、仮に懸念される点があるようでしたらそちらもあわせて教えてください。

大臣: ちょっと確認をしたいんですけれど、選挙が終わって、政権基盤が強固になったことで、安全保障上懸念されるってどういうことですか。

記者: 仮にですね、相手国からより強い対抗姿勢を見せ、あまりないと思うんですけれども、そういったことも、もしおありでしたら。

大臣: それって、だから選挙負けた方が安全保障上の懸念がないってことですか。

記者: いや、違います。このようなすごく大勝したことによって、万が一そういったマイナス面が考えられるとしたらそれもあわせてというような趣旨でお伺いしました。

大臣: すみません。あまりその趣旨がよく分からなくて。国民の皆さんの信任を得たことが、なぜ懸念になるのかっていうのが、それはどういうことですか。

記者: 信をすごく得たことで、一般的には、信を得た国として。すみません。なので、基本的にはプラスの影響があるふうに受け止めてはいるんですけれども、そこにもしも何か裏をかくような懸念というものが、もしあるようでしたら、そちらもあわせてという趣旨でお伺いしております。

大臣: まず基本的な立場を申し上げますと、民主主義国家として国民の皆さんに安全保障政策の強化も含めて、そして自衛官の対応・体制も含めて訴えた結果、これだけ力強い御支持をいただいたことが、懸念に繋がるっていうことが、まず私としてはちょっと理解に苦しむなというところがまずあります。むしろ、やるべきことをしっかり問うたわけで、そのことを力強く押し進めるっていう、民主主義の一番大事なプロセスを経たわけですから、これは前向きな結果として受け止めていいんではないでしょうか。むしろ懸念ということで申し上げれば、安全保障環境が極めて厳しい状況にある中で、この懸念を解消するためにも、安全保障政策の強化が必要で、自前の防衛力の整備も必要だと。こういったことを一貫して訴えてきております。そして、日本を取り巻く状況を考えたら、平和と叫んでいれば平和はこれからも維持されるという状況は、それをそうだという立場の方がいるとしたら、防衛大臣としては、そこはあまりにも現実とかけ離れていると思っていますので、現実主義に基づいて必要な政策を進めるべきだと。これも一貫して選挙中に訴えさせていただいております。ですので、今回の力強い国民の皆さんの負託にしっかりと応えられるかどうかは、我々が訴えたことを実現できるかどうかに関わってくると思いますので、そこの信頼に応えていく形で、安全保障に対する懸念を払拭したいというふうに思います。あまりなんかこう選挙で勝ったことが懸念というのはちょっと私にはごめんなさい、なかなか理解が苦しむなというところではあります。

動画はこちら(当該部分は5分45秒から):

この記者は日本テレビのようですが、もうね、グダグダです(笑)

もちろん、こういう部分はテレビのニュースでは扱いませんし、新聞も記事にしません。オールドメディアはいつでも政権が追及されているふうに切り取り編集して、自分たちがやり込められている事実はネタにしません。