少しは学習してくれているか
- 「救急車がインバウンド向け「白タク」の路駐で立ち往生 運転手は道を譲らず… 「緑ナンバー」も急増の深い闇」 << 「AERA DIGITAL」
鎌倉の中心部は、特に土日はふだんから渋滞しがちなので、そこに客待ちの白タクなんかが路駐したらかなりひどいことになります。さらに、たとえ白タクであろうとプリウスであろうと、緊急車両のサイレンが聞こえれば多少はよけて何とかしようとするものだ、というのが大方の日本人の発想ですが、外国人とりわけあの国やあの国の人々にはそういう意識がありません。彼らは2010年ごろにはまだ、日本で救急車が近づくと車がみんな道を空ける光景を目の当たりにして、民度の高さに感服した、さすが日本だとか言って賞賛してくれていたものですが、今では全くそういうふうではなく、むしろ日本にいても自分たちの傍若無人が標準であるかのような振る舞いを当たり前にしています。
こういう問題にさっさと手を打たないとどういうことになるか、選挙の票がどこに流れてしまうか、自民党もこのたびの参院選の結果を受けて少しは学習してくれているといいのですがね。何せこの1年近くは「対策はどのようなものであるべきか、どうあらねばならないのか、国民の納得が得られるよう十分な議論を尽くさねばならないのであって、権限者が地位に恋々としていたずらに政治を振り回すことがあってはならない」だのなんだのネバネバ言うだけでしたから。