天気予報を見るたびに話が変わっている台風10号サンサンって、何なのでしょうかね。「今後の動きは分かりません」というのを気象庁の描画方式と書式で役所的に表現すると、ああいう進路予想図になるのだろうという感じです。

まあ、台風が近づく前から大雨には気をつけろという話はその通りです。先日も、雨雲レーダーを見て雨は当面降らないなと確認してから外に出て30分もたたないうちにゲリラ雷雨に遭い、あちこち冠水気味で戻るのにも難儀したことがありました。この時期は、そしてこういう状況の時は、天気予報を当てにしないで雨傘を持って外出することにしています。

台風10号サンサンの動きが読めませんね。台風進路予想図がこんなに役に立たないのは、私の記憶するところでは初めてではないかと。予報円が大きすぎて予報円の意味を成していませんし。

数日前の話では昨日あたりに東日本へやって来ることになっていましたが、昨日今日の情報を見ているとまだ九州にも到達していなくて、東日本のほうに来るのは週末ということになっています。それも、予報円が関西から東北まで包むサイズなので、どこへいつ来るのか分かりません。イベント関係者なんかは何をどうしたらいいのか悩んでいるようです。

台風は地震などと違って数日前から分かっているのだから、可能な備えはしておくべきだし計画は変更しておくべきだ、と私はいつも言っていますが、今回の台風はどうにもなりませんね。

昨夜のNHK大河ドラマ「光る君へ」第32回「誰がために書く」では、前回からの流れでまひろ(紫式部)の書く『源氏物語』がだんだんと評判となり──というふうにうまくはいきませんでした。

内裏というのは、帝や貴族が歌を詠み音楽を奏で優雅に暮らしているだけの場ではなく、それ以前に政治の舞台ですから、諸方面の権謀術数がめぐらされているのです。ちょうど総裁選の幕が切って落とされようとしている目下の自民党みたいなものですな。まさしく藤原為時が言っていたように、内裏は華やかな場であるが恐ろしい場でもあるのです。

そんな所へ、まひろが娘の賢子を連れて出仕するというのは、かなり難しいことですね。藤原道長が賢子を女童として召し抱えてもよいと言っていましたけど、藤原北家みたいに権力に近い家に生まれた子とは違いますから、そう簡単な話ではないと思います。まあ、あの賢子も将来は母親と同じく藤原彰子に仕えることになるのですけどね。

余談ですが、史実の賢子はのちに大弐三位と呼ばれることになる人で、母親の才能と父親(藤原宣孝)の遊び心を受け継ぎ、恋に仕事に華麗な立ち回りを演じる女性となりました。母親とはまるで正反対で。

さて、かくして恐ろしい内裏という場へ、まひろは単身乗り込むことになります。前回においていわば同人作家から職業作家へと転身したまひろは、創作意欲は湧いていたものの、自分が何者で何をなすべきかということがいまいちはっきりしないまま月日を送ってきたようです。しかし今回、中宮彰子への出仕を前にして為時から言われた「お前が女子であってよかった」という一言が、すべてを定かにしました。この台詞は、幼い頃から学問が得意だった紫式部に為時がいつも「残念なことだ、この子が男子でないとは、私は運がないものよ」と言っていた、ということに基づくフィクションですが、なるほどうまい捻りだと感心しました。

政は男の領分であり、女たちはサロンで遊んでいればよいという社会にあって、まひろは女性ながら早くから世の中を良くするための政に関心を持っていました。女性も物語の筆を武器にして政に関わることができる、女子であってよかった、という道が開きかけたのが今回だったといえるでしょう。一条天皇も、かつて一度だけ会ったことのある〈政に関心のあるおもしろい女子〉のことを覚えていました。とはいえ、これから内裏は何かとめんどくさいことになっていきますけどね。

ドライブレコーダー(この和製英語がどうしても好きになれないのですがそれはともかく)を取り付けてからわずか2週間で、リアカメラを認識しないという不具合が生じました。今までに使ったことのあるドラレコでも、何らかの理由により一時的にカメラを認識しなくなるようなことはたまにありましたが、アラートが出てからせいぜい2、3秒で復旧してくれていました。それが今回は丸1日以上復旧しないままだったのです。

走行中に段差で衝撃が与えられたとか、電装系をいじったあとだとか、そういうのなら分かりますけど、今回の件は違います。一昨日の夜まで普通に動いていたものが、昨日の朝エンジンをかけた時にはいきなり動作しなくなっていたという状況で、そのまま復旧しませんでした。電源を切って入れ直してみたり、エンジンを切ってかけ直してみたり、接触不良かもしれないのでケーブルの抜き差しをしてみたり、いろいろ試みましたが復旧してくれません。これはガチの不具合かもしれないと思い、昨日の午後のうちに、取り付けてくれた店に連絡して、今日のアポを取りました。

そして今日、車を出す時にエンジンをかけても、やはりドラレコのリアカメラ認識は復旧してくれません。途中寄り道して昼食をとったあと、再びエンジンをかけた時も、やはり復旧しません。というわけで、そのままアポの時刻に店へ行って見てもらいました。

──さて、ここまで来れば、勘のいい人はオチが分かりますよね(笑)

5分もしないうちに作業スタッフが私の所へやって来て、「あのぉ、普通にちゃんと動いてるようですけど」─。

電化製品の〈あるある〉です。ずっと不具合が続いていたのに、修理に出すと症状が起きないというやつ。「ゴースト」ともいわれますね。

このまま様子を見て、また変なことが頻繁に起きて原因特定が難しそうなら全部取り替える、というスタッフの提案で了承しました。保証期間は有償で3年に伸ばしてあるので問題はありません。このまま何も起きなければいいのですが──。

甲子園で優勝した京都国際高校の校歌の歌詞が韓国語であることについて、一部にあれこれ言う人たちがいるらしいですけど、何がいけないのかよく分かりません。私の出身大学の校歌にはラテン語のフレーズが出てきますが、何か問題でしょうか。高崎健大高崎高校の校歌とか英語から始まるのもありますが、何か問題でしょうかね。

歌詞の中に日本海を指す「東海」という語が入っている(NHKが流す際には学校側の意向により「東の海」と訳されたようですが)のがけしからんとか騒ぐ人もいるようですが、韓国語で日本海のことを「東海」というのですから別におかしくはありませんよ。

もちろん、韓国の政府やカツドーカがいつもやらかしているような、国際的な場での “Sea of Japan” が日本の帝国主義の名残だとかいう嘘八百の根拠に基づいて “East Sea” に書き替えさせるような動きは、ふざけるなボケと思いますよ。けれども、韓国語の文の中で「東海」が出てきても何ら不思議ではありません。また、もし仮に日本語の歌詞の中で「東海」が使われたとしても、それはあの学校の成り立ちを踏まえれば独自性の表れととらえることができます。

例えば、ドーバー海峡 (Strait of Dover) とはイギリス側の呼称で、フランスでは「カレー海峡」 (Pas de Calais) というのですが、フランス語の中で “Pas de Calais” という語が使われたからといってイギリス人が怒ったらみなさんどう思いますかね、という話です。