トランプ米大統領が、日米の閣僚級関税交渉に異例の「介入」をした。ホワイトハウスの執務室に赤沢亮正経済再生担当相を招き入れ、「日本との協議が最優先」と直接伝えた。日本への厚遇ぶりからは、市場の圧力にさらされる中、早期に合意を得て成果を示したいとの焦りも透ける。

アメリカのトランプ大統領にホワイトハウスの執務室へ招き入れられ、「日本との協議が最優先」と言われただけで舞い上がっちゃう赤沢経済再生担当相って、どんだけちょろいのでしょうか。最初からトランプ氏の手のひらの上でコロコロされているではありませんか。

トランプ氏が今まで「とても良かった」とか「すばらしかった」とか言ったのがどんなときだったか、少しは覚えていないのでしょうか。

「日本との協議が最優先」「列の先頭」になった理由は:

  • 〈リハーサル〉にちょうどいい。
  • とりあえず最初に〈強力な味方〉として丸め込んでおきたい。

──からに決まっているでしょうが。

まあ、トランプ氏のほうも焦りがあるのは確かなので、そこのところをどううまく攻めるかが要となりますが、できるのですかねぇ。

現金給付は貯蓄に回るだけで消費促進につながりにくいので政策としては反対だが、くれると言うならぜひもらっておきたい、というのが富裕層を除き私を含む大概の国民の正直な思いでしょうから、こんなふうにいちいちバラマキ批判に反応して右往左往するなんて、政治センスがないにも程があるというものです。観測気球の揚げ方も下ろし方もまるっきり駄目です。

そもそも今の政府・与党なんて、何をやっても選挙対策と言われるに決まっていますから、選挙対策と言われるのを恐れていたら何もできませんし、かといって何もしないままでいいはずもなく、そこのところは腹を据えてかかるべき局面です。なのに、この体たらくは何なのでしょうか。

さて、現金給付をやめた代わりにどうするかというと、ガソリン価格の引き下げや光熱費の補助を考えているらしいですが、結局は前政権と同じことをするならもっと早くから継承しておけばよかったのに、長年冷や飯食いで憎き政敵どもをつぶすことしか頭になかった無能宰相がこの半年あまり、国民を苦しめるために何をしてくれてきたのかという話ですよ。

石破政権はトランプ関税よりも悪質な国難なので、さっさと排除すべきです。

かつては1999年7月に世界が終わるの終わらないのという大予言がありましたが、近ごろでは今年(2025年)7月5日に日本が滅亡するとかいう都市伝説があるらしいです。今日からちょうど80日後──なかなかしびれる予言ですね。

残された時間が80日しかないなら、何をするだろうかとちょっと考えてみました。

うーん、結論としては特に何もしないかなというところです。いやむしろ、何かが起きるにしても、80日後の最後の一秒まで、81日後を迎えるために渡り歩いてやろうという思いがしています。

そういえば、日本滅亡予定日の翌日、7月6日はサラダ記念日ですね。

さて、1999年の絡みで、懐かしいこんな曲など──

東野純直唄「深呼吸でゆく」(1996)

あろうことか東日本大震災のあとに増税した民主党政権の後継だけあって、さすがです。

立憲民主党の枝野幸男元代表は12日、さいたま市での講演で、物価高やトランプ米政権の関税措置を受けた現金給付や減税主張に関し「参院選目当ての無責任なポピュリストだ」と指摘した。

ほう、国民生活が厳しいこの折に、対策としては給付も減税も駄目というのが立民党の立ち位置ですか。ではどういう手を打つべきと考えているのでしょうか。例によってあれですか、とにかく政権交代さえすれば万事うまくいって国民生活が楽になる、とでも? 国民は昔その手でだまされた苦い苦い思い出がありましてね。まあ、記憶力の弱い人たちはまただまされているみたいですが。

本当に、ただハンタイするのが自分たちの仕事だと思っている駄目野党ですな。今に始まったことではありませんが、何年たってもまるっきり成長しないとは──。

私がスマートフォンを買い替えようと考えている年に、こういう話が迷走するのはとても困るのですよ。

千円ぐらいの値上げならかまいませんが、今ささやかれているスマホの値上げ規模はそれどころではないから大変です。予定より早く買い替えておくか、メーカーを乗り替えるかという決断に迫られますが、乗り替えるとなるとこれまた安心できない製品とか──。

まあ、アメリカに限らずどこの国の電子機器メーカーも、中共への依存度が高すぎる状況を是正しないまま今まで来たから、こういうツケが回ってきています。