ああ、もう自民党は駄目ですわ。崩壊が始まります。

自民党は29日の役員会で、参院選惨敗を踏まえた両院議員総会の開催を決めた。8月7日に開く方向で調整している。

8月7日に開く方向で調整とか悠長なことを言っている時点で駄目です。執行部に危機感が全く欠如しています。月内にやれよ。

森山幹事長は役員会後の記者会見で「開催要求する方々が何を議論したいのか、総会長の下で話を聞いていく」と述べた。
[同]

分かりきった話なのに、話を聞いていくとか抜かして、なめくさっていますね。どれどれ、言いたいことのある党員たちの声もちゃんと聞こうではないか、ただし1週間以上あとにな、という感じですから。

‥‥28日の両院議員懇談会でも総会の開催を求める声が上がったことから、執行部は署名提出前に開催決定を判断した。
[同]

ガス抜きというやつですよ。総会は開催する方向で考えよう、ただしそのあと執行部が辞めるとは言っていない、ということです。

これはすべてにおいてそうで、例えば8月末までに参院選結果を分析してから云々というのも、8月末までに石破が辞めるという意味ではありません。8月末までに石破続投の新たな理由を考えるということです。

すでに言われ始めていますが、自民党執行部の思考回路たるや、参院選の敗因はいわゆる裏金問題が尾を引いているせいだとか、国民民主党に対抗する材料がなかったからだとか、オレンジにやられたとか、とにかく自分たちのせいではないということになっているようですね。言うまでもありませんが、自民党が衆院選、都議選、参院選と3連敗してきたのは、石破が総理になって以来やってきたこと(というかほとんど何もやってこなかったありさま)に対する選挙民の評価です。