ひたすらポピュリズム路線をひた走っているなぁという感じです。いっそ車が排ガスを出すのも禁止したほうがよくないですかね。そうそう、紫外線が皮膚ガンの原因になるから、子供を外で遊ばせるのも禁止したほうがいいですよ。

という具合に、共謀罪に絡んでにわかにケナタッチ氏とかいう国連特別報告者の言葉が神のお告げか何かのようにもてはやされている昨今の報道ですが、調べてみれば簡単に分かりますけれども、「国連特別報告者」というのは結構いいかげんな肩書きで、それを名のる人の意見は国連または下部機関の公式な見解等ではありません。ただ単に、国連特別報告者という肩書きを持った人が何か言っている、というだけのことです。

また、国連特別報告者といえば、当サイトでは以前にブーア゠ブキッキオ氏とかいう国連特別報告者の妄言について書いたことがありますね。

もはや私にとっては「国連特別報告者」という文字列が出てきただけで、笑いのネタにしかなりません。国連特別報告者が何を言ってきたのかなんて、いちいち読む必要すらありません。国連特別報告者なる者の言葉を、新聞が大々的に取り上げたり、野党が政府批判の材料に利用したりすれば、自分たちが恥ずかしいだけですからやめたほうがいいと思います。

一昨日この写真を見た時、よくこれだけのアイテムをそろえて1980年代を再現したなぁと感心したのですが、どうやら元々その手の趣味のある方のようです。

'80年代当時の私は、 '50年代あたりを懐かしむ親世代の感覚がまるで分かりませんでしたが、なるほど、こんな感じだったのだなと。団塊の人々が「三丁目の夕日」時代を懐古するように、私はやはり黄金の '80年代を思い返すのです。

「共謀罪」法案について私は賛否いずれとも決められないでいるが、少なくとも反対の側の言っていることは頭がおかしいとしか思えない、ということを先日書きましたけれども、それについてもう少し述べておきます。

まず、共謀罪は冤罪を増やすという話。冤罪ということでいえば、別に共謀罪に限った話ではなく、痴漢冤罪などのほうがよほど恐ろしいですよ。むしろ、共謀罪の冤罪は調べれば嫌疑不十分で不起訴処分になる可能性が期待できますから、自称被害者による「この人、痴漢です!」の一言だけでろくな証拠もなしに有罪判決まっしぐらの地獄に突き落とされる痴漢冤罪よりもはるかにましです。治安維持法云々という声も聞こえますが、あの時代とは司法制度やら何やらが違うので、そういう並べかたはできません。

次に、共謀罪によって「物言えぬ社会」になるという話。過去数十年を振り返ってみますと、むしろリベラルを標榜する人たちによるジンケン運動というか言葉狩り、いわゆるポリティカル・コレクトネスというセーギノミカタ圧力によって、実際には問題があるとも考えられないのに使えなくされてきた言葉・表現が数多くあります。「物言えぬ社会」を着々と作ってきているのは、むしろ共謀罪に反対してきた人たちでは、というのが私の感覚です。

繰り返しますが、私は「共謀罪」法案について現時点では賛否いずれでもありません。強いていえば、条文の曖昧な部分について議論した上でしっかり明文化すべきだと考えますから、現状ではまだやめておいたほうがいいのかなとは思います。ただ、法案に反対を唱えている人たちの言っていることが、頭がおかしいとしか思えないようなことばかりなので、そちら側に付きたくはないということです。