28日の日米首脳会談等に絡んで物議(?)を醸している件についてですが。

「日米首脳会談等 高市総理」〔首相官邸〕 << 「YouTube」]

私は最初にこの光景を見た時、「なかなか粋な真似をするねぇ」と思いましたよ。

ところが、SNSではどうも批判的な声もあるのですよね。恋人みたいにイチャイチャしすぎだの、男に媚を売る女だのと。まあ、どうせ高市総理嫌い&トランプ大統領嫌いが何にでも難癖をつけたいだけでしょうし、感じ方は人それぞれでもありますが、それにしても私の中では「何言ってんだ、こいつら」という感覚しかありませんでした。

そういった雑音に対し、SNSで〈紳士のたしなみであるエスコートも知らない田舎者〉とあっさり斬っている方を何人か見かけまして、ああなるほどと私も腑に落ちました。

ああ、そっかそっか、エスコートも知らないイナカモノじゃしょうがないよなぁ。話が通じるわけもないよなぁ。

なお、「李在明氏とは腕を組まなかったじゃないか!」みたいなケチにいちいち細かく丁寧に答えて説明してあげる優しさや暇は私にはありませんので、自分で少し勉強して考えてください。一つだけ言うと、エスコートって別に恋人がやることというわけではありません。

あと、エスコートとは別件ですが、トランプ氏というのは人を気に入ると男女を問わずベタベタ触る嫌いがあるので、その点は少し改めてもいいのではないかと思いますけど、それは少なくとも高市氏側の非ではありません。

『しんぶん赤旗』が、維新の会の藤田共同代表にまつわる「疑惑」をスクープしたぞとドヤ顔です。

便利な時代になりました。藤田氏がさっさと反論を公開しています。

これに『赤旗』からまともな再反論が出なければ、10対0で『赤旗』の負けですな。

ビラ製作を身内の会社に委託していて、その会社が印刷機を持っていないから、これは不正な税金還流だぁ、と『赤旗』が書いているのだとすればあまりにも雑すぎるというか、有り体に言ってただの馬鹿です。ビラとかポスターとか名刺なんかを作る会社は、それこそマンションの一室でやっていたりもして、自前の印刷機なんてあったとしてもパソコン用のプリンターぐらいでしょう。製品の印刷はPDFとかAIとかEPSで出稿して印刷業者(工場)に外注です。

また、金額がべらぼうに大きいのなら「疑惑」とされるのも分かりますけど、藤田氏の反論の通り、別に異常な数字とも思えません。世の中の業者がみな共産党の専従者みたいに低賃金で働いてくれると思ったら大間違いです。

いくら政府・与党のスキャンダルが見つからないからといって、スキャンダルを捏造するような真似をするのは、いかがなものでしょうか。まあ、一般の報道媒体ではなく政党機関紙の記事なので、必ずしも公平性がなくてもいいといえばいいのですけど。

このネタではあまりトランプ氏ばかりをいじるものではないですよ。日本の男にもわきまえていない人が多いですから。

座るときはスーツのボタンを外し、立つときは留める──というのはかなり基本的な作法で、これが自然にできるかできないかで印象がガラリと変わります。〈就活生のためのビジネスマナー講座〉みたいなので名刺の受け渡しの仕方より先に教えるべき事柄だと思います。

ちなみに、8月の日韓首脳会談の際の石破と李在明氏はどちらもできていませんでした。

これ、大事なのは、いつでもボタンをきちっと留めておけばいいという話ではないところです。座るときは外すのですよ。そして立つときに留めるのです。ボタンを留めたまま座るのも、外したまま立つのも駄目です。

高市早苗という総理の名前は、いかにも英語圏の人には発音しにくそうだなと思っていたら、まあ、ニュースのレポーターなんかは頑張ってそれらしく発音しているのですが、案の定アメリカのトランプ大統領には難しかったようです。「タカーチ」みたいに発音していましたね。

“Takaichi” の発音がそんなに難しいのかと思う人が多いかもしれませんが、英語的にはこの綴りから読むのは難しいですよ。日本語では「タカ-イチ」と2音節プラス2音節の4音節で認識されますが、英語だと “ta-kai-chi” の3音節、そして外来語は後ろから2番目の母音にアクセントが置かれるのが原則なので教科書的には /tə kái ʧi/ [タ-'カイ-チ] となるわけですけど、実際には英語にほぼない母音配列のため、英語ネイティブが字づらから発音を復元するのは簡単ではありません。無理に正しい母音ではっきり発音させようとしたら「ター・カイ・チー」と中国人名みたいになってしまうでしょう。 “Taka-ichi” と2つに切って読むように教えるのがよさそうです。

“Sanae” もなかなか厄介で、字づらからのみだと「セイネイ」「サーネイ」あるいは「サナーイー」みたいに読んでしまうと思います。そのままローマ字読みすればいいと言われても、英語には /ae/ という二重母音がないから無理です。 /ei/ や /i:/ などに置き換えるしかありません。なお、トランプ氏がどう発音しているかは確認できませんでした。

今後もし英語圏のメディアでも “Sanaenomics” という奇っ怪な言葉が使われるようになるとしたら、どう発音されるのでしょうかね。たぶん「サニーノミクス」みたいな感じの、日本人には分からない音になるような気がするのですが。

といったところで、全国のサナエさんは海外旅行の際に少し苦労していることと思います。

熊は太古の時代から割と狼を怖がり、狼の親戚である犬も苦手なので、民家の庭に現れた熊を飼い犬が追っ払った(しかもそんなに大型の犬でもない)という話は、国内外でちらほら聞く話です。近ごろは熊がよく出没するし、山へ茸採りに行くようなときには犬を連れていったほうがいいね、と知人と話していたばかりなのですが──

何か、犬が熊にやられたというニュースが立て続けですよ。飼い主もろともやられたという事件も。今年の熊はやたら腹をすかせているらしく、しかも人や犬を食糧と認識するようになってしまい、かなりまずい状況ですね。これでまた、熊が人などを襲わないように餌をあげればいいなどとやりだすアホが現れたりしたら、状況はさらに悪化します。

人と自然の共生という言葉は美しいけれども、それを実践するためには自然に対して時に無慈悲であらねばならない、実に厳しいものであることを、改めて感じます。