古くて新しい話題ですね。

ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)が「ピチャ、ピチャ」という擬音語を英訳する際に、そのまま “picha-picha” にしたというのも、割と知られた話です。

厳密にいうと、こういう話で語られるオノマトペ(擬音語)の中には、擬音語のほかに擬態語も多く含まれています。八代亜紀の「舟唄」を英訳するときに「しみじみ」をどうしても英語にできず、そのまま “shimijimi” にしたという人もいます。真面目な話ですが、日本語の「しみじみ」は英語になりません。

なぜ日本語には擬音語・擬態語がこんなに多いのか、よく分かりませんが。