最近この手のおかしな話をよく聞くので、次から京都などに行くときは新幹線を避けて飛行機にしようかと思っています。そもそもうちからは(昔と違って今は)東京駅よりも成田空港のほうがアクセスがいい(しかも混雑しない)ですし、LCCで成田から関空に飛んでバスで京都へ行くほうが、新幹線利用よりも時間は少しかかるものの費用はやや安めに抑えられますから。

なぜ新幹線の客層ってアレなのでしょうか。一昨年京都へ行った帰りの新幹線でも、隣の席の奴が私の座席に荷物を広げていてムカつきましたし。

そうそう、さっきの記事の続きはこちら──

一体誰がそんなことを言っているのかと執筆者を確認したら、藤巻健史氏だそうです。ああ、なるほど、以上、という感じですな。

ついでに、似たような立ち位置の人物として浜矩子氏という方もいるのですが、そんなのに情報誌でエッセイ枠を持たせたりフォーラムでしゃべらせたりする某真宗教団東京教区ってアレですよね。

チェジュ航空2216便事故の件です。

うーん、これは記事を書いた記者が航空関係の知識に乏しいのか、あるいは原文が外国語で日本語に翻訳した人が航空関係のことに疎くて誤訳したか、どちらかですね。

しかし、何らかの理由で航空機[チェジュ航空2216便]は高度を十分に上げることができず、滑走路の左側上空を通過した後、急激に右に旋回した。同機は本来の着陸方向である01番滑走路には戻ることができず、反対方向である19番滑走路に緊急着陸することを管制塔に知らせた。

「01番滑走路」「19番滑走路」はそれぞれ〈滑走路01〉〈滑走路19〉の間違いです。なお、どちらも同じ滑走路を指します。滑走路に1番、2番‥‥と番号が付けられているのではなく、真北を0度として時計回りに10度の方位に向かって敷かれている滑走路を、その方位で離着陸する場合に〈滑走路01〉(Runway 01)と呼びます。同じ滑走路でも、離着陸の方向が逆のときは、真北から時計回りに190度の方位に向かうので〈滑走路19〉(Runway 19)と呼びます。これを知っていないと、例えば映画『ハッピーフライト』なんかさっぱり意味が分かりません。

参考までに、『ハッピーフライト』の舞台となった羽田空港の滑走路34R(一般にいうC滑走路)の先端箇所はこんな感じ──

これはC滑走路に東京湾側から進入する場合の眺めです。同じC滑走路に反対の都心側から入ると「16L」とペイントされています。『ハッピーフライト』では、34Rに着陸する予定が途中で16Lに変わりさらにまた34Rに戻るという話が展開されていました。

話を戻しまして、チェジュ航空2216便は、ほぼ南北に伸びる滑走路に、最初は南側から着陸態勢に入っていた(滑走路01)ものの、直前にメーデーを発して着陸復行(ゴーアラウンド)し、そのまま右旋回して北側から進入(滑走路19)し胴体着陸しようとして失敗、炎上したものです。

ところで、このたびの事故は謎が多いので、とにかく調査の進展を待つしかありません。ネットでは「事故原因が判明!」とか断定的に言って自分の想像を話しているだけのユーチューバーなんかがいたりしますが、現時点で「判明」するわけがありませんから、デマには気をつけましょう。

韓国・済州航空の旅客機事故が務安国際空港で発生し、旅行者の不安が拡大している。事故機種「B737-800」の影響が他の格安航空会社(LCC)にも波及し、年末年始の旅行需要が急速に冷え込む兆しがみられる。

いやいや、B737-800が韓国国内でだけやたら不具合を起こすのは変な話なので、先日の務安空港での事故の原因がはっきりしないうちに特定機種を忌避するというのは短絡的すぎるし意味がありません。

なお、以前に立て続けに墜落して大騒ぎになったB737MAXという機種がありますが、あれはB737とは別ものです。

報道を見ていると、もしかしたらバードストライクによるエンジン損傷と油圧系統の故障は別の事象で、同時に2つの重大なトラブルが重なったのかもしれないという気もしますが、正確なところは調査の進展を待つよりほかなさそうです。

何というか、飛行機事故に始まり飛行機事故に終わる一年となってしまいました。