テクスト: 大石圭『人でなしの恋。』 東京、光文社、2016年。

〔2016年12月21日(水)読了〕

青年医師、慎介の父の再婚相手は年若いルナだった。そのルナが事故で半身不随になり、父は彼女の介護をしていたが、父が亡くなったため慎介がその役を引き継ぐ。慎介はルナへの許されぬ思いを秘めながら、彼女の代理となる女を狩っては監禁する。

「呪怨」シリーズのノベライズを手がけた大石圭氏であるが、オリジナル作品のほうが断然いい。倒錯ものはやはり大石氏だよな、と私は思っているのだが、本作は際立って耽美的である。そして、いささかグロい。人に薦めることができるかといえば、ある意味では大変に難しい。

題名にある「人でなし」とは誰かといえばもちろん慎介のことであるが、まあ、読んでいけばどいつもこいつもろくなものではないという感じである。

「赤旗」さん、大変です! 何と、ベルリンのトラック突入テロの容疑者が射殺されたミラノの現場に、核防護服を着た警察関係者の姿が! 漏洩した放射性物質を回収しているものとみられます!

[公安調査庁は]このほか在日アメリカ軍基地が集中する沖縄県をめぐり、中国の大学やシンクタンクが、沖縄の独立を求める団体の関係者と交流を深めているとしたうえで「中国に有利な世論を沖縄でつくることによって日本国内の分断を図る狙いが潜んでいると見られる」と注意を喚起しています。

要するに、沖縄独立派は中共の工作員という趣旨に理解してよいと思います。

こんなのは昔から分かりきっている公然の秘密ですが、官公庁が大っぴらに言葉にし、それをNHKが報じているというのは大きな変化ですね。

ところで、私がネットで見た限りでは、NHK以外の媒体は全くこのことを報道していないようです(23日11時現在)。報道すると何か都合の悪いことでもあるのでしょうか。

ああ、そうそう、ついでですから、オスプレイが日本とりわけ沖縄に配備されると誰が困るのかがひと目で分かる画像というのも載せておきましょうかね。

出典: 「MV-22オスプレイ ─米海兵隊の最新鋭の航空機─」 << 防衛省

沖縄県の米軍専用施設「北部訓練場」(東村、国頭村)の大規模な部分返還を記念した式典が22日、名護市の万国津梁館で開かれた。 ─(略)─ しかし翁長雄志知事は、非返還区域での新型輸送機オスプレイの運用に反発し欠席。

[「知事不在で米軍基地返還式」 << 「ロイター」]

これはまたすごく分かりやすい話ですわ。カツドーカというのは“抗議するためのネタ”が減ると困るわけですよ。何せそれで食っている人たちですから。まあ、放射性物質の流出に抗議、とか言いださないだけましかもしれませんがね。