[アメリカの大統領補佐官]ボルトン氏は、[韓国の]康京和外相とも会談。韓国外務省によれば、「韓日間の状況のこれ以上の悪化を防ぎ、対話を通じた外交的解決策を模索することが各国の利益に合致する」という基本的な認識の下、「米側がなし得る役割を含め、今後、さらに緊密に意思疎通していくことにした」という。

このように、韓国側の発表に基づく報道では、ボルトン氏が日韓関係改善のために何とかしてくれるはずだという、おかしな願望とニュアンスが込められています。まあ、結局彼が何かしてくれるかというと、何もしてくれなそうなのですが。というか、そもそも、あのボルトン氏が何とかしてくれるわけがないでしょうに。

韓国側の発表に基づかない報道は、こんな感じ:

ボルトン氏の頭の中には、有志連合の件とインド太平洋地域安保のことしかありません。

さらに、ボルトン氏は訪韓前に日本でこんなふうに語っていたとか:

ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が河野太郎外相と22日に会談した際、元徴用工問題や半導体材料の輸出規制強化を巡り対立が深まる日韓関係について、米国として積極的に仲介する意思はないと伝えていたことが分かった。

情報というのは出どころからきちんと確認しないといけませんね。

れいわ新選組代表、山本太郎氏の振る舞いが、予想していた以上のひどさを呈している。

「れいわ新選組」の山本太郎代表は24日、自民、公明両党に対し、21日投開票の参院選で比例代表「特定枠」を使い当選した船後靖彦、木村英子両氏のいずれかが参院厚生労働委員会に所属できるようツイッター上で要請した。

「最大会派、自民党・公明党の皆さま。舩後靖彦(難病ALS患者)と木村英子(重度障がい者)に、参議院厚生労働委員会の椅子を1つ譲って頂けないでしょうか。何卒よろしくお願い致します。」(原文ママ)と投稿した。

そのツイートというのが、こちら:

国会の委員は会派の議席数に応じて割り当てられ、これは慣例等ではなく国会法により定められていることである。会派間の交渉で譲ったり譲られたりする性質のものではない。

つまり、山本氏は、畏れ多くも難病患者さまと重度障害者さまであられるお二方に委員の椅子をお譲り申せと、超法規的措置を要請しているのである。法律よりも自分の正義のほうが上だと考えているのか、まるで玄界灘の向こうの某国の愚かな大統領のような言いぐさだ。

しかも、今の山本氏はもはや国会議員ですらない、永田町の外の人間だ。何さまのつもりなのか。

山本氏は難病患者や重度障害者をウリモノにしているだけで、傀儡にするつもりなのだろうと、選挙前から私は思ってきた。いずれ正体を見せるだろうとは思っていたが、まさか選挙からたった3日でこんなふうになるとは。

なお、山本氏が難病患者に対して過去にどういう言葉を使っていたか、とても分かりやすい実例がある:

いまだに分かっていない人も少なくないようなので一応言っておくが、安倍首相がかつて患った潰瘍性大腸炎は指定難病であり、国内に18万人の患者がいる。まともな人間であれば「ポンポン痛なる」などと揶揄できる疾病ではない。こんなふざけた言葉で難病を揶揄した山本氏が、難病患者と重度障害者を参院選に担ぎ出したのだから、ちょっと考えればその本心ともくろみは容易に推し量れる。

山本氏に関しては、今後もその言動を監視していかねばなるまい。注視ではない、監視だ。ああいうのを増長させると、議会民主制に対する脅威になる。長くなるし論点がぼやけるのでここでは書かないでおくが、彼の周りには反社会的な胡散臭い人物もいたりするので、何としても彼の国会へのアクセスは断たねばならない。彼が「介添人」として国会に入り込み、「代読」と称して登壇しようとするなら、十分警戒しなければならない。

大暑

霧雨に袖も折られず暦には夏のさかりとけふはあれども

きりさめにそでもをられずこよみにはなつのさかりとけふはあれども

ひねりも何もない。暑中見舞いの時節に入ったというのに関東は涼しすぎて、気が抜ける。

いやはや、参院選の結果で何がびっくりしたって、白票代わりにちょうどいいとか私が言っていたあの党が、あろうことか1議席を獲得してしまったことですよ。しかも、比例区の最後の1議席を自民党と争うという、なかなかドラマチックな結末でした。

不倫路上カーセックスは許さないという、国民の強い怒りの表れかもしれません。

中共や韓国ともめごとになるとなぜかいつも事情のいかんにかかわらず「日本が悪い」と言うようにプログラムされている、ある方面の不思議なみなさん、こんにちは。もう参院選の投票は済ませましたでしょうか。あなたたちが今夜8時以降いつものように「民主主義は死んだ」「不正選挙だ」などと喚き散らす恒例行事を、今から楽しみにしています。

さて、参院選とは関係ありませんが、半島の話です。

「産経」から「朝日」まで含めてだいたいどの媒体も同じような見出しの取り方をしているため、見出しだけを読むとあたかもアメリカのトランプ大統領が日韓の仲裁に前向きであるかのような印象を受けそうですね。しかし、ちゃんと記事本文を読んでみれば分かりますが、「産経」から「朝日」まで含めてだいたいどの媒体の記事も、トランプ氏が韓国の文大統領にかなりイラついている様子をにじませています。

トランプ米大統領は19日、貿易問題などで対立が深まる日韓関係について「もし彼らが私を必要とするならば協力する」と述べ、事態打開に向け米国として支援する考えを示した。韓国の文在寅大統領から仲介を依頼されたことも明らかにした。
[同]

つまり、トランプ氏は日本側から仲裁の要請が来ないことは分かっているので、自分は介入しない、と言っているわけです。

安倍首相が何のためにトランプ氏と何度も会い、何度もゴルフをしたのか、文氏はまだ分かっていないのでしょうか。青瓦台の取り巻きたちからよほど変な話ばかり吹き込まれているのでしょうね。

ところで、今の日韓間の問題についてニュースを追えておらず、何をどうもめているのか分からない方のために、基本が5分にまとまっている動画を見つけましたのでどうぞ。

これはあくまでも基本ですが、ある程度のきちんとした知識をあらかじめ持っておけば、韓国側が何か言うたびに、そして日本国内から韓国擁護のアレな意見が湧いてくるたびに、片っ端から嘘ばかりであることが即座に分かりますので、だまされずに済みます。勉強って大事なんですよ。