じわじわと麻疹が
埼玉で麻疹(はしか)の感染が増えていることに関し、県は、患者の具体的な行動・移動経路も含めて情報を公開し、注意を呼びかけています。
- 「はしか感染の女性、蕨の日高屋で勤務 京浜東北線も利用、不特定多数の人と接触の可能性 県が注意喚起」 << 「埼玉新聞」
- 「はしか感染、さいたまの男性 JRなどで与野、秋津、新秋津、南浦和、池袋、西武球場前駅を利用…野球観戦」 << 同
麻疹は感染力が非常に強いですから、プライバシー侵害すれすれの情報を公開するのもやむを得ないでしょうね。
私は小さい頃(3、4歳)に麻疹にかかったことがある、と小学生の時に母から聞いたようなおぼろげな記憶があるのですが、はっきりしませんし、かかったことがあるにしてもかなり年月がたっていますから、一度ちゃんと抗体検査を受けないといけないと思っています。
風疹の抗体検査・予防接種のクーポンが自治体から来年届くはずなので、それのついでに自腹で麻疹も、と思っていたのですが、麻疹のほうだけ前倒ししたほうがいいのかも。
インフルをなめるな
今年はインフルエンザが異様に早くて、県によってはすでに流行期に入ったと発表しています。まだ夏の暑さが続いていますが、冬のようなインフルエンザ対策が必要ですね。
さて、近年懸念されている新型インフルエンザの発生について、世間的にはあまり理解されていないようです。
- 「新型インフル脅威、理解進まず=「大流行の恐れ」認知4割-内閣府調査」 << 「時事ドットコム」
恐らくは、ちょうど10年前の流行で大騒ぎになった2009年新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)が、弱毒性でさほど重篤化するものではなかったために、結構みんな「新型インフルエンザ」と聞いても甘く見るようになってしまっているのでしょう。
懸念されている新型インフルエンザとは、鳥インフルエンザに由来する強毒性のもので、スペイン風邪と類似であり、もし世界的流行になればスペイン風邪級の事態になるといわれています。
もうね、手洗いは励行すべきですし、職場でも毎日きちんと自分の机なんかは消毒したほうがいいですよ。同僚たちに笑われるかもしれませんが、笑う奴らがインフルエンザでたおれるのです。
通貨偽造とはいえないものの
例のタンザニアの記念コインの件ですが、タンザニア銀行がプレス・リリースを出しました。
一国の通貨をかたる硬貨が、その国の政府も中央銀行もあずかり知らないところで勝手に製造され販売されていたとなれば、これは通貨偽造とまではいえないものの、当局としては明確に兌換性を否定しておかないと面倒なことになるわけです。
どこの国の誰がどこの国の誰に金を払ってこんなものを作らせてどこの国で儲けようとしたのか知りませんが、ふざけた話です。
在日コリアンへのヘイトを煽っているのは誰か
「日韓連帯アクション0907」なるイベントが7日、東京の渋谷駅ハチ公前で開催されたそうである。そこで37歳の在日コリアン3世を自称する女性が行った演説というのが、SNS等で話題になっている。
彼女は、自分は日本生まれの日本育ちで韓国語は話せず、韓国へ帰れなどと罵られても帰ることはできない、と前置きした上で、次のように弁舌を振るった:
わたしたちはもう、生きるか死ぬかの瀬戸際にいると思ってます。実際、在日のアカウントで、もう、何かもう、悲壮なつぶやきをしている人がたくさんいます。で、もう別に呑気なことは思っていなくて、わたしたちはきっと、アメリカの日系人が収容所に送られたみたいに、在日の資産を凍結して収容所に送られるようなことも想像しているし、ナチスみたいにガス室に送るようなことも、きっとこの国はやると思ってます。で、ルワンダみたいに鉈を持って隣人が襲ってくるっていうことも想像してます。今の時代は個人情報を簡単に渡せるので、きっと、突然わたしの家にいろんな人がやってきて、連れ出されて殺されるっていうことも想像してます。で、それはわたしだけじゃなくて、在日の人みんな少しは考えてることです。
この極めてカツドーカ臭の強いアジ演説に対しては、日本人からはもちろんのこと、在日コリアンの人々からも強い批判が上がっている。在日コリアンの自分にとって日本はとても暮らしやすい国で、自分がガス室送りになるような事態は想像もできない、と。
私はというと、私のふだんの言説をきちんと理解できる脳を持っている人なら分かる通り、基本的には(一般にこの国でリベラルと称されるような似非リベラルではなく本当の意味での)リベラルな思考の持ち主であって、それは在日コリアンに対しても変わらない。例えば、選挙権がないことに不満を持つ在日コリアンに関しては、日本国籍を取得すれば選挙権を得られるのだから帰化して〈コリア系日本人〉になればよい、という意見を私は述べている[1]。つまり、在日コリアンも同じ日本国民として仲良くやっていこうよという、極めてリベラルな姿勢である。在日コリアンは半島へ帰れなどと私は言ったことはないし、思ったこともない。
確かに、韓国や北朝鮮の政府に関しては私はかなり強く非難することが多い。「嘘つきで約束を守らない国として世界におなじみの韓国政府」という現実に即した表現はしょっちゅう使っているし、韓国の社会や国民性の傾向について思うところを言うこともある。しかし、コリアン個々について、特に日本で生まれ育った在日コリアンについて、コリアンの血が流れる人間だからどうこうというようなことは一度も言ったことがないし、思ったこともない。
しかしながら、上記のようなひどい演説をぶたれたりすれば、いささか話は別だ。もし本当に、資産を凍結され収容所送りにされたりガス室送りにされたり、あるいは隣人に鉈で襲われたりするという恐怖を、現実のものとして肌で感じているのであれば、一刻も早くこの国から逃げ出したほうがよいのではないのか。それこそ身の安全を確保するために半島へ帰ったほうがいいのではないか。だいたい、ハチ公前などという大勢の目につく所でそんな刺激的な演説を披露して、身の危険を感じないのか。
私の昔の職場には在日コリアンの後輩社員が2人いた(韓国籍と北朝鮮籍)が、何も特別なことなどなく普通にいっしょに仕事をしていた。また、高校3年の時の英語教諭は在日韓国人であったが、おもしろくていい先生だったし、彼が最後の授業で卒業目前の私たちに贈ってくれた言葉は今でも私の座右の銘の一つである。
在日コリアンのほとんどは、在日コリアンだからどうという特別なことはなく、日本人と同様にこの国の市民として毎日を暮らしているだけのはずだ。ただ、この国にいたらガス室送りにされるなどとおかしなことをほざく、少数のおかしな在日コリアンが、在日コリアン全体の評判を下げているのではないのか。むしろ彼らこそが、日本人の在日コリアンに対するヘイトを煽ってはいないか。日本人は鉈を振り回して在日コリアンを襲う野蛮人だと言われて、喜ぶ日本人はいないだろう。