中共を批判しないというのが、日本のマスメディアの大方のおかしな伝統だったりしますが、北京によるウイグル族弾圧についてろくに言及しないという昨今のありさまを見ていると、本当にうんざりします。「報道しない自由」の行使も大概にしろと言いたいです。そんなふうだからマスメディアは信用されなくなってしまったのですよ。

先ごろはアメリカの大手リベラル系メディアですらはっきり “genocide” という語を使いました:

これ、意見投稿・寄稿ではなくて、社説です。編集室がガチで喧嘩を売っています。

そして、ズバズバ斬り込むことでおなじみのBBC “The Andrew Marr Show” がこのほど駐英中共大使に直接バッサリぶっこみました:

日本のマスメディアの多くは〈ウイグル族問題を理由にアメリカが中共への制裁を検討〉という趣旨の報道は一応しますけど、新疆で現実に何が行われているかについてはろくに触れません。さかのぼれば、チベット問題についてもろくすっぽ触れませんでした。

北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)の元会長、横田滋氏が先月亡くなった折、遺族が記者会見で述べた内容をマスメディアのほとんどが歪曲編集の上で誘導的な論評を加えて報道するという、実にふざけた真似をしてくれました。

会見全体をノーカットで視聴することも可能なのですが、いかんせん長いので、重要なポイントに絞って見られる媒体はないものかと思っていたら、関西のテレビ番組で取り上げられていました。

安倍政権は拉致問題の解決に向けて何もしていないではないかなどと言っている薄っぺらなジャーナリストやメディアを、横田哲也氏がバッサリと斬り捨てました。家族会の方たちは当然、政府との連絡を保っているからです。

この問題について政府がどういう情報を握っているか、どう進捗しているかといった機密を、大っぴらにできるはずがないことはちょっと考えれば分かるはずです。もちろん、本来そんなことを家族会が口にすべきでもないのですが、哲也氏たちはジャーナリストやメディアのふざけっぷりがかなり腹に据えかねたのでしょう。

当地埼玉では異様なほどの梅雨寒が続き、日によっては長袖のシャツを引っ張り出さなければならなかったほどで、暑熱順化もなにもできない状態の体のまま、今日から高温モードに突入です。幸いまだ曇りがちの日が続きそうなので、真夏の太陽が照りつける日々がやって来る前に体を慣らしていきますかね。

おととしの夏は、いわゆる「災害級の暑さ」で、関東は史上最速の6月29日に梅雨明けしてから連日すさまじい暑さが続きました。

昨年は一転、梅雨がやや長引いて夏が遅く始まり、終わるのも遅くて、秋がないような感じでしたね。

今年はもともと、梅雨が長く夏の暑さが厳しいと言っていましたが、実際向こう10日間ぐらいの予報を見ても、梅雨が明けるのがいつになるのか見当がつきません。梅雨が明けたのか明けないのかはっきりしないまま月末になってしまいそうです。

これはもう、私が前から言っている通りです。「感染経路不明」というのは9割方、本人が隠しているだけなのですよ。家族や職場に知られるとまずい感染経路というやつがあるのです。

すっとぼけてみても、体は正直に発熱したり、検査で陽性反応を出したりするのですよ。

元旅行業界人でもあるので、かなり苛立つ話です。そう、例の「Go To トラベル」ですよ。

こういう直前の迷走が一番よくありません。東京ではすでに有給休暇の届けを会社に出し、ツアーの予約を済ませてしまっている人もいるでしょう。キャンセル料がかかる場合は誰が負担するのですか?

客だけの話ではありません。業界としても宿泊、交通、レストラン、ガイド等を押さえています。3週間前を切ってからのキャンセルの多発、特に1週間を切ってからの団体キャンセルは、しばしば業者間のもめごとになります。

さらに──。

これ、本当におかしい話だと思うのですが、例えば埼玉在住の私が東京駅まで行って新幹線に乗ったり、羽田空港まで行って飛行機に乗ったりしてどこかへ旅行へ行くのは「東京発着」扱いにならないので、「Go To トラベル」の適用対象になるのですよね。

あと、関東以外では知らない人もまれにいるようですが、東京ディズニーリゾートは東京都内にありません(千葉県浦安市)。例えば東京以外の人がTDRのホテルに泊まり、ランドやシーを楽しむついでに川を隔てた東京にも足を運んで遊ぶという形をとると、「Go To トラベル」適用対象になります。

要するにですね、直前になって東京発着を「Go To トラベル」適用対象外にするという迷走自体が駄目なのですが、仮にやるにしても、東京都のほか神奈川、埼玉、千葉の3県もまとめて除外としなければ、実効性が小さいということです。

グダグダですよね。

えっと、私自身はというと、個人的事情により向こう2〜3カ月の遠出が難しいことが決まりまして、どのみち「Go To トラベル」の恩恵にはあずかれないのですが、せめてもの旅行気分ということで──