鹿児島県奄美市の奄美空港で今月5日、格安航空会社(LCC)バニラ・エア(本社・成田空港)の関西空港行きの便を利用した半身不随で車いすの男性が、階段式のタラップを腕の力で自力で上らされる事態になっていたことがわかった。バニラ・エアは「不快にさせた」と謝罪。車いすでも搭乗できるように設備を整える。

このニュースを耳にして、バニラ・エアは何てひどいことをするのかと怒った人は多いと思います。私も昨日記事を読んだ時は腹が立ちました。

しかし、こういう明らかに常軌を逸した話が報道される場合は、結構肝心な情報が抜け落ちていることが多いものですし、しかも私が最初に読んだのは「朝日」の記事でしたから、なおさら鵜呑みにしてはいけないと思い、関連情報を待つことにしました。

昨夜から今日にかけて、いろいろと情報を得ることはできました。すでに出回っている話ですからあえてここで取り上げませんが(というか多すぎるのでここで取り上げているとキリがないという状態)、早い話が、くだんの車椅子の男性客というのはかなり悪質なクレーマーと言われても仕方がなさそうな人物です。車椅子使用者を含め障害者やその家族の方々からも、彼のやり方には批判の声が強く上がっています。

バニラ・エア側に全く非がなかったとまでは言いません。過失割合としては9対1ぐらいでバニラにも1程度の非はあると思います。くだんの男性を擁護する向きの人々の中には、その1の部分をせっせとつつく意見も見られます。でも、そうはいっても男性の側に9の非があるのですから、どうしようもありませんよ。

このニュース、昨日たまたま出先でテレビで見たので、夜帰宅してからネットでじっくり関連記事を読もうと思ったのですが、驚いたことにNHK以外はほとんどどこも報じていませんね。なるほど、これがいわゆる「報道しない自由」というやつですか。

獣医の話とは違いますけど、私の住む町では過去にかなり長い間、歯科医院が絶望的に少なかった時期がありました。農村が住宅地化して10年で人口が倍になっても、歯科医院は一軒も増えなかったのです。実際、私は歯を治療する必要があるときは隣の町へ行っていました。

要は簡単な話でして、歯科医関係のエラい人がこの町にいたため新規開業が抑えられていたのです。そいつが亡くなったとたん、雨後のたけのこのように歯科医が開業しました。ええ、それこそ10年来の悲願でしたわ。私の家から半径1キロ以内に新たに出来た歯科医院は、今私が思いつくだけで少なくとも3軒あります。

既得権益とはそういうものですよ。

結構いい店で飲み食いして、みんなで割り勘にすることにしたのですが、高嶋政宏が300円しか払わないので頭をたたいたところ、ヘラヘラするだけなので、むかついて髪をつかんでテーブルに額を何度も打ちつけた上に、ボコボコに殴りつけてやりました。

という夢を見たのですが、なぜ高嶋政宏だったのかは分かりません。私は別に彼に特別な好悪の感情を持っているつもりもないのですが、ともかく夢の中とはいえ暴力を振るって悪かったな、高嶋政宏。

いわゆる加計学園問題というのは、いちいちくだらないとコメントするのもくだらないほどにくだらない話なので、私はずっと無視してきたわけです。いわゆる森友学園問題もかなりくだらないとはいえ、あれは財務省のどこかで誰かがいけないことをした可能性もあるので、掘る意味がないとまでは言えないのですけれども、一方の加計のほうはというとまるっきり何から何まですべてがくだらないわけでして。

つまりはそういうことです。くだらないからもうやめにしませんか。

仮に、出てきている文科省の内部文書がすべて本物で、そこに書かれていることがすべて事実そのもので、天下り問題絡みで文科省官僚をやめさせられた援交カフェ通い男が逆怨みで報道メディアにいろいろペラペラしゃべっていることがすべて事実であったとしても、一体何が問題となるのかさっぱり分かりません。恐らく多くの人は〈報道でさんざん騒がれているのだからきっと何か問題があるに違いない〉と何となく漠然と思っているだけで、では何がどう問題であるかをきちんと述べられる人なんていないのではないでしょうか。

こんなくだらないことで国政がひと月以上も停滞しているわけですよ。馬鹿馬鹿しいとしか言いようがありません。

馬鹿馬鹿しいのは騒いでいる野党やメディアだけではありません。官邸だって悪いですよ。別に問題らしい問題もないのだから最初からすべてさらしてしまえばいいものを、世論だのなんだのを変に気にして、隠したりしらばっくれたりでやり過ごそうとするから、いつまでもつつかれるわけです。そういうのが安倍首相という人の悪いところで。

もう、本当に、やめましょうよ、これ。ひたすらくだらないだけです。