韓国の尹大統領の述べた事柄は概ねまともではあるのですが──

いかんせん、嘘つきで約束を守らない国として世界におなじみの韓国の大統領が、こんなまともなことを言うなどとはにわかには信じがたく、何か裏があるのだろうと穿った見方をしてしまうのを禁じ得ないのが正直なところです。

何せ、日本は韓国に対して一言も謝罪したことがないだの、賠償に類するカネを一ウォンたりとも出したことがないだのという大嘘を、ついこの間まで(いや、今でも)官民を挙げて大声で喚き続けていた(いる)のが韓国という国で、報道機関すら平気でそういう大嘘を垂れ流すものだから非常に悪質です。それも、単に国内で騒いだり日本に言いがかりを付けたりするだけでなく、世界に向けてあらゆる方法で発信(けったいな銅像をあちこちに造ったり、Kポップのアイドルを使ってアレしたり)し続け、それこそゲッペルスが言ったという「嘘も百回言えば本当になる」を実践してきているのが、韓国という国です。尹大統領の本気度をどの程度あてにしてよいものやら。

やはり韓国という国に対しては油断せずに注意し続けるべきです。

尹大統領は「もう日本に対し堂々と、自信を持って接しなければならない」とし、「韓国が先行して(両国関係の)障害を取り除いていけば、きっと日本も応じる」と期待を示した。
[同]

ほらほら、こういう言い方が引っかかるのですよね。「韓国が先行して(両国関係の)障害を取り除いていけば、きっと日本も応じる」という言い方ですよ。問題を作り出してきた(いる)のは韓国側だけであり、問題の解決に努めるのは韓国側であって、日本側には何も「応じる」べきことなどないのに、あたかも何か日本側にも問題があるような言いぐさですね。正しくは〈(両国関係の)障害を取り除くのは、それを作り出してきた韓国の責務である〉と言うべきですよ、尹大統領閣下。

こちらにどんな問題があるのか、言えるなら言ってみろよ、この嘘つきで約束を守らない国め。

最近ふと思い立って、往年のテレビドラマ「シャーロック・ホームズの冒険」を見始めました。改めて見てみるとなかなかすごいドラマだということに気づかされます。

何がすごいって、まず、舞台装置です。いくら古い街並みが残っているロンドンとはいえ、ここまできれいに19世紀末のすがたを残している所なんてそうないでしょうから、造り直さないといけません。しかも石畳の街です。そしてそこに二頭立て馬車を何台も走らせるわけで、それだけでも毎回かなりの費用がかかっていたはずですよ。今ならCGで何とかできてしまうかもしれませんが、これは1984年からの作品です。

そして、やはりジェレミー・ブレットの演ずるホームズですね。とにかくやたらかっこいいです。シャーロキアンたちの間でも評判が高いとか。ちなみに、鹿撃ち帽にインバネスコートという一般的なホームズのイメージはのちのち作られたものだそうで、初期のドイルの原作の挿絵にもそういう姿はないらしく、当ドラマでのホームズもそういう姿をしていません。このドラマ、とにかく原作の世界を忠実に再現することに心血をそそいでいます。

さて、私がホームズを本で読んだのは子供の頃なのですが、子供向けの本ではいろいろと省かれている部分が多いようです。ホームズがコカイン依存だったというのは最近知りました。

今後のために、廃棄量を少なくするにはどうしたらよかったかを検証するのは大事ですが、こんなに無駄があったぞぉ、政府は何をしていたんだぁ、という批判であれば全く無意味な結果論です。なによりワクチンを不足させないことが最優先だったわけですから。

もうね、こういうのはうんざりですよ。必要なワクチンの量ぴったりを用意しろとでも言うのですかね。

モリカケ問題とかいう何が問題なのか分からない問題の騒ぎがようやく静まってきていると思ったら、今度は小西文書とかいうこれまた訳のわからないネタでの騒ぎが起きてきましたが、さすがにあまりにもくだらなくてすでに下火になりつつあるようですね。そもそも持ち出してきたのが立憲民主党のあの小西参院議員という時点で、ガセネタもしくはそれに類するものであろうことはほぼ確定的だと思わざるを得ないものでして、とはいえ万が一ということもありますからしばらく見物していましたけれども、結局は永田メール事件以来のガセネタにすぎなかったという、大山鳴動してねずみ一匹すら出てこないという結果になりそうです。

大手報道媒体(特にテレビ)や似非リベどもにとっては、憎たらしい高市経済安保相(元・総務相)を叩ける格好のネタなので、小西議員のほうに乗って祭りを始めたようですが、そもそものネタが事実上ガセですから盛り上がりは続きません。報道の煽りから一歩引いて事実の材料を吟味すれば、誰もこんなネタには引っかからないでしょう。

  • 「総務省の極秘文書を入手した」という小西議員の言いぶんがそもそもスパイ映画か何かの見すぎ。事実だとすれば総務官僚の何人かの首が飛ぶ。
  • 小西文書は総務省内に何らかの形で存在していたようなので「行政文書」ではあるが、作成者不明、作成日不明、他の情報に照らして明らかに不正確な内容が含まれる、内容を確認すべき人の目を通っていない(大臣の発言等が書かれている文書なのに、回す対象の人物の中に大臣周辺が含まれていない)、挙げ句の果てには管理簿に記載がない(これは最も重要な点)といったことから、正式な文書ではなくメモ類のようなものだと思われる。たぶんパソコンかサーバの中に適当な下書きか何か(しかも8年も前の)が残ったままで削除し忘れていたとか、どうせその程度のもの。
  • 放送を萎縮させるような政府による圧力の有無についていうと、ここ何年ものモリカケ問題騒ぎやら何やらを見ても分かるように、放送を含む報道媒体はずっとやりたい放題であって全く萎縮していた様子はなく、わざわざ議論するまでもなく明らか。
  • 放送への圧力が問題とされていたはずだが、追及側の旗色が悪くなってきて、大臣へのレクがあったのかなかったのか(しかも8年前の特定の日に)とかどうでもいい話に議論がそらされている。
  • そもそもの話、仮に小西文書の内容が事実であったとして、何が問題となるのか分からない。報道機関の煽り記事は、一次資料(小西文書)をろくに引かず、政府の圧力により放送が萎縮した実例を示しもせず、大仰な演説をぶってみせているだけなので、読んでもあまり意味がない。

──といったところで、もう終了です。

しかしながら一方で、私は高市氏にも批判の言葉を投げておきたいのです。小西氏ごときの低次元の挑発にホイホイと乗ってしまうようでは、とてもではありませんが宰相の器ではありません。首相の座を視野に入れているのであれば、もう少しわきまえてもらいたいところですね。