参院選での惨敗がほぼ確定的な状況において、さらに自分たちで自分たちの首を絞めてゆく今時の自民党スタイルって、もはや自暴自棄でないなら何なのだろうという感想しか持てません。

そして──

てめえこの野郎いいかげんにしろよ、という感じですわ。釣り針の垂らしかたがひどすぎますね。それこそ「なめられてたまるか」という気持ちになりますよ。

7年前から日傘男子の私からすると、ようやく時代が私に追いついてきたなという感じですね。

明白に命の危険があるというのに、気恥ずかしいだの抵抗があるだの言っている場合ではないでしょう。

そうそう、当地では夏の高校野球埼玉大会が昨日開幕しました。このクソ暑いのに真っ昼間に外で野球をやっている奴らがいます(というか、やらせる大人たちがいけないのですが)。ともあれ、高校球児たちもプロや大学の選手みたいにサングラスをかけたほうがいいと思いますけどね。まあ、20年後に答え合わせをしましょう。

7月6日に日本で地震が起きる、と5日に予言していた件について、一応答え合わせです。

気象庁のデータベースでの検索結果によりますと、6日は震度1以上の地震が182件観測されたようです。

占い師になっていいですか?

さて、これってつまらない冗談だと思う人が多いでしょうが、実際にひと昔前この程度の「地震予知」をやっていた東海ナントカという奴がSNSにいて、その「予知」の的中率の高さを真に受けてしまう人が少なくなかったのですよ。

もう、好きなようにやらせておけばいいのではないでしょうか。

どうせ価格高騰で困るのはアメリカ国民で、日本ではマツダやスバルの社員のボーナスがガタッと減るという話でしかありませんから。

しかも、これは最後通牒ではなくて、事実上の交渉期限延長であるという見立ては記事見出しの通りでして──

大統領令は「貿易相手国との協議の状況などに基づき延長することが必要かつ適切だ」としている。トランプ氏は7日、記者団に対し「もし別の方法でやりたいと言われれば、それを受け入れるつもりだ」と語り、各国の譲歩に期待を示した。
[「時事ドットコム」]

タコさん、イライラして真っ赤になっているようですなぁ(笑)

名古屋クスリ屋問題について、日経が世紀の大スクープを抜いたものの、その後他の報道媒体がほとんど言及していないという不気味な状況が続いています。しかも、昨日知人にフェンタニルの話題を振ったところ、そもそもフェンタニルを知らないと言うので、唖然としました。世間的にあまり知られていないものなのでしょうか。日本人があれに無防備すぎるのはかなりまずいと思います。

フェンタニルとは合成麻薬の一種で、本来は医療用の強力な鎮痛剤です。近年は正規の医療用ではない亜種が主にアメリカで大量に出回っており、近年アメリカではその濫用による死者が年間7万人に上るという異常事態になっています。中共から原料がメキシコに輸出され、メキシコの闇工場で製造されて、陸路でアメリカに持ち込まれています。トランプ米大統領が中共に高関税をかけることにしたのも、これにブチキレているからだと言われており、中共は慌ててフェンタニル原料の輸出規制を始めたりしています。ここに関わってくるのが、例の名古屋クスリ屋問題というわけです。

フェンタニルが他の麻薬や覚醒剤と比べて何がどうヤバいかというと──

  • とにかく強力。モルヒネの100倍だそうです。なので、マイクログラム単位のごく微量で効きます。医療用の正規品は適正な量が配合されていますが、そうでないものは粗製濫造なので均等な配合にならず致死量超え──。
  • 激安。一般に麻薬や覚醒剤はそれなりに値が張るため、買う金がなくなるとあきらめたり犯罪に走ったりしますが、フェンタニルは安いので日常的にたばこ感覚で簡単に摂取できてしまいます。
  • そして当然、依存性と中毒症状が苛烈。

探してみたら、半年前にTBSが簡潔にまとめて報道していました:

それと、アメリカでは警察官が車を止めて職務質問をした際に、車中にあったフェンタニルをごく微量吸い込んだか何かでの過剰摂取により死にかけたりしています:

日本の警察官も様々な不測の事態に備えて、ボディカメラは装着したほうがいいと思いますね。

さて、日本の場合は社会・文化的な背景から、フェンタニルが広まる素地は薄いとも言われています。とはいえ、何せアメリカで年間7万人死んでいる強力かつ激安のクスリですから、十分に啓発しておくべきものではないでしょうか。