私の言いたいことはこの記事のまんまです。

籠池氏夫妻のアレな発言が100パーセント事実であることを前提にして政府や安倍首相夫妻を追及してきた民進党が、身内に関わることになるととたんに籠池夫人のメールは嘘だから広めるなとメディアに要求するなんて、馬鹿馬鹿しくて聞いていられませんよ。しかも、そんな民進党の意向をマスコミが“忖度”しているなんてねぇ。

日本経済新聞社とテレビ東京による24〜26日の世論調査で、安倍内閣の支持率は62%だった。2月下旬の前回調査(60%)と比べて横ばいだった。

野党と報道各社が森友学園問題をネタにせっせとネガキャンを張り続けているにもかかわらず、安倍内閣支持率には全く影響がなく、むしろわずか2ポイント上がっているという状況です。

いくら安倍首相が憎いからといって、たたくネタにならないネタで無理やりたたこうとしても、こうなるだけですよ。いい加減に学習したらどうですか。無理筋でいくらごねても通るわけがありません。

レンホー: 「カゴちゃんがあんたから100万円もらったって言ってるわよ」

シンゾー: 「渡してないし。てか、もし仮に渡してたからって法律的にも道義的にも何か問題があるわけじゃないし」

レンホー: 「あんたの奥さんからもらったって」

シンゾー: 「妻も渡してないし。てか、もし仮にそれが事実だとして、私や妻に何の得があるの?」

レンホー: 「証拠もちゃんとあるのよ」

シンゾー: 「はあ? 証拠?」

レンホー: 「ほら、カゴちゃんが勝手にあんたの名前を依頼人欄に書いた振込票」

シンゾー: 「どういうギャグですか、それ」

レンホー: 「とぼけるのやめなさい」

シンゾー: 「そういえば、カゴちゃんの奥さんの話だと、あんたんとこのツジちゃんが勝手にカゴちゃんの敷地に侵入してきて迷惑だとか言ってたけど」

レンホー: 「ちょっとあんた、カゴちゃんみたいな嘘つきの言うことを信じるの?」

──いいかげんにこういう茶番で国会をひと月も空転させるのはやめませんか。

テクスト: 宇佐美まこと『入らずの森』 東京、祥伝社、2012年。初刊は同社、2009年。

〔2017年3月17日(金)読了〕

「夜一人で読まないで下さい。」などとあまりにも陳腐な宣伝文句が文庫本の帯に書かれてあり、こんな安っぽいことを書かれたのでは買って読もうという気がなくなるではないか、この馬鹿め、と思いながら気づいたら買ってしまっていたという私は、本当にどうしようもない天の邪鬼だと思う。

「夜一人で読まないで下さい。」と宣伝しているだけにホラー風味の小説なのだが、とにかくとてつもなくおもしろい一冊である。ばらばらに見える伏線が、終盤に向けて回収されてゆく過程は気持ちがよく、うならされる。

登場人物たちがまたみな魅力的だ。ここでいう「魅力的」とは必ずしも明るくて好感が持てるという意味ではなく、生身の人間としてよく描かれているという意味である。それを、作者の宇佐美氏は“書き込む”という形ではなく極めて自然な筆致で、あたかも絵の具を幾重にも塗り重ねてゆくように仕上げている。舞台は四国の山奥の、平家落人伝説のある村だ。都会育ちながら夢破れて村の中学の教職に就いている男、その中学へ東京から転校してきた金髪の少女、広島の会社を早期退職し妻を連れてIターンで就農した男など、人物がみな生き生きと描かれている。

それぞれの人物の苦悩、葛藤、村の血塗られた過去、校歌に秘められた謎──それらが一つになって怒涛のクライマックスを迎える時、この小説はもはや単なるホラー風味の娯楽小説ではなくなる。生の感覚を失いかけていた者たちが、生の大地を回復する物語である。

それにしても、こんなに完成度が高く、おもしろく、感動的な本なのに、あまり話題になっていないのはどういうことなのだろう。「夜一人で読まないで下さい。」などとくだららない宣伝文句を使うような祥伝社の商売下手のせいではないのか。