鳥居というのは倒れないのだそうです。あれは、地中に深く打ち込んであるわけではなく、左右に置いた重量のある台座に穴を空けて差し込んであるだけ(つまり地中には刺さっていない)だそうでして、その構造がかなりの免震性を有するらしく、地震でも倒れないそうです。

また、あの形状が風にも強いようでして、台風でも倒れませんし、原爆投下直後の長崎でしっかり立っている鳥居の写真などはかなり有名ですね。

という話をつい先日聞いたばかりだったのですが、鳥居が倒れたそうです。あの有名な神社の。

地震や台風には強くても、老朽化には耐えられませんでした。アニメの聖地というとイロモノっぽい感じがしますが、実は関東最古の大社を名のる由緒ある神社であります。

70代にもなって、恐らく経済的には不足がなく悠々自適に暮らせる状態であろうと思われる人が、地位や権力に恋々とする姿というのは、実に見苦しいものです。隠居して盆栽をいじったり俳句を詠んだりして穏やかな日々を過ごせばいいものを。

後輩の時に先輩にしごかれた経験から、自分が先輩になった時には後輩をしごいたり、新人の頃の苦労の裏返しで、年をとってからは帝王として君臨したがったり、そういう人は多いですね。私は「育ちが悪い」という言い方をしていますが。

いやいや、問題の根本はそんな難しい話ではないのですよ。そもそも日本人の多くが基本的なところで勘違いしているというのが問題の根本にあるのです。こういうことは学校の社会科の授業でちゃんと教えるべきなのですが。

年次有給休暇について、〈従業員が会社側に申請し、許可を得て取得するもの〉だと勘違いしている人が圧倒的に多いのですよね。

前からたびたび述べていますが、有給休暇の取得は〈申請する〉必要はありません。〈届けを出す〉だけです。「◯月◯日に有給休暇を取らせてください」と申請するのではなく「◯月◯日に有給休暇を取りますのでよろしくお願いします」と届けを出すだけです。なぜなら、有給休暇は労働者の当然の権利として法律で定められているからです。会社側には、有給休暇の取得を拒否する権利はなく、むしろ取得させる義務があります。

「お前の会社はいいよな。うちの会社、有給休暇なんか取れないよ」などと言う奴が私の友人にも昔いましたが、そんなのは嘘です。この国には、少なくとも正社員に関しては、有給休暇の取れない会社など存在しません。「有給休暇が取れない」と言っている人のほぼすべては〈取れない〉のではなく、自分が〈取らない〉だけです。

強いていえば、会社側には時季変更権というのがありますけど、濫用は許されません。「3カ月後に休みを取りたい? そんな先のことなんか分からないから許可できないよ」というのは正当な時季変更権とはいえません。

詳しいことはその筋の専門の方に聞いてみてください。

日大に限らず体育会系の指導者なんてみんな昔からずっとそんなもので、大概は部員の洗脳がうまくいっているから隠蔽されて表沙汰にならないだけでしょう、としか私は思わないため全然驚かないのですが、しかし、こういうふうに問題視されるようになったということは、それなりに世の中も良い方向へ変わってきたのかなという気はします。