母は教へき

2016/12/10 土 20:06 小山芳立

人の世にいかりありともたらちねの母は教へき死ねなど言ふな

ひとのよにいかりありともたらちねのはははをしへきしねなどいふな

「死ね」が、いい言葉だなんて私も思わない。でも、その毒が、ハチの一刺しのように効いて、待機児童問題の深刻さを投げかけた。世の中を動かした。そこには言葉の力がありました。お母さんが、こんな言葉を遣わなくていい社会になってほしいし、日本という国も日本語も、心から愛しています。
— 俵万智 (@tawara_machi) 2016年12月10日

いかなる言動も正当化し得る都合のいい屁理屈という以外のなにものでもない。