日本のオーバーツーリズム対策に動き始めてくれた中共政府ですが、さらにほかの問題解決にも協力してくれるようです。

少子化が進む昨今、大学などが学生・生徒の確保に難儀し、募集定員削減や学科廃止に追い込まれたり、人寄せのためにグローバルなんちゃら学科とか意味不明なものを立ち上げては白い目で見られたりしています。そんな中、大学・学校の維持を中共からの留学生に頼っている所も少なくありません。まあ、一種の外貨獲得策になっているならまだいいのですが、留学生たちの学費は必ずしも自腹というわけではなく、結構ヤバい額が日本政府からの補助金として出ていたりして、もう訳が分かりません。日本人が高い学費が払えなくて難儀しているのに政府は何てことをしているのかと、不満も湧いています。

この状況を何とかすべきではないのかと問題提起されている今日このごろですが、何と、中共のほうから留学生を止めてくれるというのですから、これはまさにオーバーツーリズム対策と同じく渡りに船というものです。

中共からの留学生がいなくなったら定員割れする大学も出てくる、と危機感を訴える人もいるようです。あのぉ、留学生がいないと定員割れするような大学は、つぶれたほうがよくないですか?

学生が集まらない大学がつぶれないように中共からの留学生を呼び込んで彼らの学費を政府が補助するって、何ですかそのいわき信組の迂回融資みたいな金の流れは。今般の件は、バブルの頃にバカスカ建てまくった無駄な大学などを淘汰するのにいい機会ですよ。