私はこれまで、立憲民主党、共産党、社民党、れ組のたぐいを「駄目野党」と総称してきましたが、このほどたまたま「特定野党」という表現を見つけまして、これのほうがいいと思ったので今後これに切り替えます。まあ「特定アジア」みたいな感じですね。

ということで──

このポストには特定野党が駄目な理由が端的に表れています。

国会での質疑について、新聞に大きく取り上げられる質疑はレベルの高いものである、という大前提に立っているようですね。これがもう間違いです。新聞で大きく取り上げるかどうかは、各紙の編集デスクが決めているにすぎず、国民にとって大事なことや国民に知らせなければならない重要なことをそれに選んでいるとは限りませんよ。そう、ここで例の「支持率下げてやる」の件を思い出すといいですね。なお、編集デスクって別に知性の代表でもなんでもなく、単に長年ブン屋をやってきて偉い椅子に座っているだけの人です。

そして、国会は本来、政策について議論を戦わせる場でありますが、特定野党の場合は新聞で大きく取り上げてもらうことが日次目的となっていて、なにより新聞映えテレビ映えが大事というわけです。最終目的はといえば政府・与党を倒すことだけであり、国政のこと国民のことなど実はどうでもいいというのが彼らの根性です。

私は別に冗談を言っているのではありませんよ。チラッとでも国会中継を見てみれば、どこを切り取っても大概そうとしか言えないのが特定野党の実態です。