スキャンダルが見つからないなら作ればいいじゃない
『しんぶん赤旗』が、維新の会の藤田共同代表にまつわる「疑惑」をスクープしたぞとドヤ顔です。
「しんぶん赤旗」日曜版最新号のスクープです。日本維新の会の藤田文武共同代表側が、公設第1秘書の会社にビラ印刷など2千万円の公金を支出したことが判明しました。同社はこの秘書に年720万円報酬を払っていました。しかもこの会社は印刷機をもっていません。身内への税金環流疑惑です。… pic.twitter.com/RgKDB4zeGP
— 三浦誠・赤旗社会部長🍉編集センター (@redbear2014) October 29, 2025
便利な時代になりました。藤田氏がさっさと反論を公開しています。
<しんぶん赤旗の記事について>
— 藤田文武(日本維新の会 共同代表) (@fumi_fuji) October 29, 2025
記事には回答の全文は掲載されないようですので、赤旗さんからの質問状の返答内容を添付画像にて公開します。
・悪意のある税金環流のような恣意的な記事ですが、すべて実態のある正当な取引であり、専門家にも相談の上で適法に行なっているものです。… pic.twitter.com/ZRzNINSTfe
これに『赤旗』からまともな再反論が出なければ、10対0で『赤旗』の負けですな。
ビラ製作を身内の会社に委託していて、その会社が印刷機を持っていないから、これは不正な税金還流だぁ、と『赤旗』が書いているのだとすればあまりにも雑すぎるというか、有り体に言ってただの馬鹿です。ビラとかポスターとか名刺なんかを作る会社は、それこそマンションの一室でやっていたりもして、自前の印刷機なんてあったとしてもパソコン用のプリンターぐらいでしょう。製品の印刷はPDFとかAIとかEPSで出稿して印刷業者(工場)に外注です。
また、金額がべらぼうに大きいのなら「疑惑」とされるのも分かりますけど、藤田氏の反論の通り、別に異常な数字とも思えません。世の中の業者がみな共産党の専従者みたいに低賃金で働いてくれると思ったら大間違いです。
いくら政府・与党のスキャンダルが見つからないからといって、スキャンダルを捏造するような真似をするのは、いかがなものでしょうか。まあ、一般の報道媒体ではなく政党機関紙の記事なので、必ずしも公平性がなくてもいいといえばいいのですけど。