梅雨に入り鬱陶しい日々が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。こんにちは、JTBの客になったことが一度もない芳立です。ついでにKNTとNTAもありません。HISは1度だけ使ったことがあります。

まず、793万件という数字に驚きます。単純計算すると日本人13人に1人の個人情報ということになります。実数ではなく延べ人数かなとも思ったのですが、JTBの規模を考えたら、13人に1人くらいはJTBを使ったことがあってもおかしくないような気もしますね。

この件、問題のファイルを開いてしまった社員を責めるのは酷だと思います。全く疑いを持たせないような内容のメールだったようです。

また、PDFファイルからの感染ということなので、PDFリーダのヴァージョンが古いままだったのかもしれないと最初は思ったのですが、どうやらマルウェアが新種だったためセキュリティ・ソフトも未対応だったとのこと。

問題となるのは、JTBの社としての対応のまずさでしょう。3月中旬に感染、下旬に異状が検知されていたにもかかわらず、発表に至ったのが昨日すなわち6月14日というのは、いくらなんでも遅すぎるのではないでしょうか。13人に1人が関わっているかもしれないのに。