実を言いますと、来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」を私はずっと楽しみにしていたのです。明智光秀を主人公にした映画やドラマはあまり多くないので、〈いつもと違う視点〉に期待していました。

ですから、沢尻エリカ容疑者逮捕のニュースを聞いた時には、それこそアチャーという感じでして、これから代役を決めて撮り直すなんてさすがに無理だろうと思ったのですが、何か、決まったみたいです。

あの大河ドラマの主要出演者が、放映開始までわずかひと月余りという時期にわずか5日で決められるということは、恐らく過去に例がないでしょう。それになにより、良くも悪くもあの沢尻エリカの代役に選ばれたわけですから、川口春奈本人も何が何だか訳が分からない状態なのではないでしょうか。重圧に耐えかねて「これがわたしのライフスタイル」などと言って薬物に手を出したりしないよう、念ずるばかりです。

「麒麟がくる」は、本当に、楽しみにしています。

立憲民主党は12月9日に会期末を迎える終盤国会で、首相主催の「桜を見る会」をめぐる疑惑を軸に安倍晋三首相への攻勢を強める方針だ。ただ、ファクト(事実)を軽視したかのような追及も多く、野党からは批判が説得力を失うことを懸念する声も聞こえる。

「桜を見る会」をめぐる野党どもの言動は、事実に基づいていないどころではない。そもそも社会常識に基づいていない。彼らの言動はあまりにもひどく、国会議員の地位を悪用したヤクザと言うよりほかない。私は今後、野党関係者(党員や後援会員など)をヤクザと同類にみなすことにした。そう、彼らは反社会的勢力である。

ホテルから費用の空見積を取り、その内容を世間に大っぴらにするなど、やることが悪質すぎる。こんなことを民間企業がやったら、取引の話は終わりということになるだろう。少なくとも部長級がホテルに出向いていって「うちの者が大変ご迷惑をおかけいたしました」と頭を下げなければ収拾がつかない事態だ。しかし、野党どもはすいませんでしたの一言もないどころか、相手が客商売でおとなしいのをいいことに、国会に呼びつけて吊るし上げてやるなどと恫喝している。まさにヤクザと同類だ。

立食パーティーの場にあったすしが銀座の高級店の提供したものであると言っておきながら、すし店側からそれを否定されると、自分はあくまでも伝聞情報を述べただけで断定はしていないなどと抜かす。立食パーティー会場のすしを見てそれがどこの店のすしなのかを見抜ける摩訶不思議な眼力の持ち主であるかのごとく堂々とほざいていたくせに、である。

ホテルが値引きをするのは政治献金に該当するなどという、難癖や言いがかりにさえなっていない寝言も、値引きということが事実に基づいているかどうかという以前に、社会常識に基づいていない話である。当然、言わずもがなのツッコミがさっそくあちこちから入りまくっている。

普通に社会生活を送っていれば分かるようなことが、野党どもには分かっていない。ヤクザと同類だからそんなものかもしれない。

そもそも騒動の始まりは、「桜を見る会」の招待客選定の基準はどうなっているのかという批判だった。国会議員の母親(何ら特別な功績があるわけでもない)が呼ばれているのはどういうことか、キャバ嬢にも招待状が届いたりするのはおかしいではないか、しかも年々人数が増えているのはどういうことか、推薦枠とは何だ、公的行事を首相と自民党が私物化しているのではないか、といったことだ。

これに対して内閣府は、招待基準を見直して明確化する方針を表明した。会のズルズルな状況への批判に対して、主催側が襟を正すと応じたのだから、これで事は済むはずである。ところが、せっかく安倍たたきネタをつかんだ気でいたのに、すんなり片づけられてしまった野党どもは、かなり不満だったらしく、合同追及チームだかなんだかを作って引っ張り続ける。仕方がないので、安倍首相は来春の会を中止する決定をした。当然だろう。こんな状態では会に呼ばれるほうも気分が悪い。どうせまた築地媒体あたりが会場で招待客をつかまえて「この会には批判が多いようですがどう思いますか?」などと花の宴に似合わない無粋な質問をぶつけるに決まっている。

会の中止という形で肩透かしを食った野党どもは、ますます焦ったようだ。何とかして桜ネタで騒ぎ続けようと必死に粗探しをした結果、前夜祭の会費が安すぎるだの、領収証がどうのこうのという話を持ち出した。こんなの、もはやアラですらない。野党どもの言うことはいかにも筋が通っているように思う人もいるかもしれないが、彼らの言いぐさに従うのなら、会社の忘年会で幹事をやった人が〈会費を徴収して店に払うという形の出入金〉に関して個人で確定申告をしなければならなくなる。アホか。

社会常識をわきまえていれば、ごく当たり前のことにすぎないのだが、その当たり前のことが分かっていない人々のために、ちょうどいい記事が一つある。

これがすべてだ。この記事に書かれていることがすべてだ。本来、いちいちこんなふうに記事にするまでもなく当たり前のことにすぎない。この記事を読んでもまだ分からないような奴は、もはや社会不適合者と言われても仕方がなかろう。

そして、ニューオータニ側の言っている、「他のメディアの取材にも同様に答えているのですが、答えた通りに報じてくれない」ということの意味を、よくよく考えてみてもらいたい。

ブツ思へば沢尻エリカもその身よりあくがれ出づる錆かとぞ見る

ブツおもへばさはじりエリカもそのみよりあくがれいづるさびかとぞみる

本歌、和泉式部。

これに限らずですが、全く野党どもときたら調子に乗っちゃって大丈夫なのだろうかと、野党どものことながらいささか心配していたところ、なかなか小気味のいいブーメランが見ものとなっているようです。

まず、旧民主党は古傷をさらされ──

ネタ元は8年前の『日刊ゲンダイ』のようです。

続いて共産党──

へえ、つい最近そんなツアー企画があったのですか。いろいろ盛り込んでたったの9,800円とはお手頃ですね。ハワイアンズは楽しかったですか? ちなみに、東京からあそこまで普通に高速バスで往復すると、その交通費だけで7,000円近くします。立憲民主党の蓮舫氏から怒られなければいいですね。

「桜を見る会」をめぐる今般の騒動によって、私は完全に野党に見切りをつけることに決めた。

「私があのホテルに立食パーティーの見積を出してもらったら、1人11,000円と言われた。しかし『桜を見る会』前夜祭の立食パーティーは1人5,000円でやっているという。差額の6,000円は安倍首相が補填しているに違いない。公選法違反だ。安倍の事務所を調べろ。もし安倍が金を出していないのなら、ホテル側の不当な値引き、違法な政治献金だ」──などと彼らは恥ずかしげもなくほざいている。社会常識が欠けているにも程がある。普通に民間企業の営業職を2、3年やってみれば分かるようなことすら、彼らには分かっていないのだ。

まともに社会経験があれば分かるはずである。全く異なる条件での全く別のクライアントに対して、同額の見積額を出すということはあり得ない。〈長年付き合いがあって毎年多額の金を落としてくれる信用のあるご贔屓さん〉と〈どこの馬の骨かも分からない一見さん〉とで扱いが変わるのは、世の習いというものではないか。商売を何だと思っているのだろうか。

しかも、あの前夜祭は旅行代理店が手配して販売している。基本的には「桜を見る会」出席者(多くはあのホテルの宿泊客でもある)を対象に、だ。個人がホテルに直接連絡をとって立食パーティーだけの見積を出してもらう場合より、安くなるのは何らおかしいことではない。旅行業界の仕事を何だと思っているのだろうか。激安海外ツアーなどの広告を目にしたことはないのだろうか。

こんなことでまた国会が滞るのかもしれないと思うと、ため息が出てくる。台風被災地の復興とか、政治がやらなければいけないことは山ほどあるというのに。今の野党は国益を害する存在以外の何ものでもないから、国会から駆逐しなければならない。

野党関係者どもに言いたいことはいろいろあるけれども、とりあえず一つだけ。もし社会人としての最低限の常識があるのならば、このたびの騒ぎで具体的に名前を挙げられているホテルや鮨店などに対してはちゃんと謝れ。