ああ、もう駄目ですよ。プーチン大統領が核兵器を使う段取りに片手をかけ恫喝するに至った以上、ロシアに与えるべきいかなる猶予もありませんし、斟酌すべき事情もありません。人類の敵です。とにかくつぶすしかないでしょう。

仮に今日停戦が成立したとしても、もはや世界が経済制裁等をやめる理由にはなりません。ロシアを締め上げるのみです。彼はそれだけのことをしでかしました。罪なきロシア国民をつらい生活に追い込むのは心苦しいですが、ロシアには北朝鮮なみに貧乏になってもらいます。少なくともまともな大統領に替わるまでは。

憎しみはひたすら人を闇に引きずり込んで考えを誤らせる魔物なので、今のところ直接被害当事者でもなんでもない私がみだりにプーチン憎しの感情をたぎらせたりすべきものではない。ただただ、ウクライナはどうしてこうなってしまったのかという哀しみと、ロシア軍はとどまってくれという願いを抱くばかりである。

しかし、これは傍観者ならではの甘い感傷でしかない。現に一方的に理不尽な侵略を受けている国の人々にしてみれば、自衛のために戦うしかないのだ。たとえ相手がどんな大国であり、自分たちがどんな小国であろうとも、だ。

命はなによりも大切なのだからウクライナは抵抗をやめて早々に降伏したほうがよい、などと言う人も日本にはいるようである。日本人は、降伏したことによりかつての敵国の占領下で多大な支援を受けつつ、軍事を手放して商工業にいそしみ、いくつもの幸運にも助けられ大いに経済発展を遂げた、という稀有な幸福を経験しているがために、一部には変な勘違いをしている人がいる。もし明日ロシアが北方領土から侵攻してきて、日本が即時降伏したら、SNSにロシアの悪口を書いただけで身柄を拘束される世の中になり、それが何十年続くことになるのか分からない、ということにすら思いが及ばないようだ。現在のロシアを見てみれば明らかだろうに。

降伏は必ずしも幸福につながるとは限らない。

ウクライナ危機のさなかにロシアへの経済協力に関する会合に出ていたボンクラの林外相も、現在の事態が対岸の火事ではないことにようやく少しは気づいたのでしょうか。

遅すぎるということにならなければいいのですがね。

しっかし、何でよりによってこういう時に、こういう内閣なのかと、頭が痛くなってきます。阪神淡路大震災の時も、東日本大震災の時も、そしてウクライナ侵攻の時も、本当にもう──。

中共の駐大阪総領事によるツイートです。

あらまあ──領事が堂々とこんなことを公言してしまうなんてねぇ。つまり、〈日本はアメリカなど当てにせず中共の側に付け。台湾、お前もだ〉だそうです。中共の常套句である「アメリカに従うのではなく独自の外交を」を言い替えたものですね。

ちなみに、NATOがウクライナの件に介入しにくい(少なくとも現時点では派兵しないと言っている)のは、ウクライナがまだNATOに加盟していないからです。国連安保理決議でもない限りアメリカも大義名分が立たないため、変に手出しはできません。

「ウクライナ問題から銘記すべき一大教訓」なるものがあるとすれば、それは、覇権主義国家やならず者国家と国境を接していながら集団的安全保障の枠組みに加わっていなかったら、有事の際に援護してくれる国がなくて侵略されるがままになるしかない、ということでしょうね。

懲罰動議くらいではとうてい足りないのですが、ほかにできることもないので仕方がないですね。

これは政治的な主義主張の内容とは関係ありません。国会を冒涜し議会民主制をおびやかす行為は断じて許されません。私は今後、れ組の会員および支持者を〈議会民主制の破壊者〉とみなすことにします。

あれは笑いごとでは済まないのです。最初は誰もが笑いながら見ていた弱小政党が、議会を冒涜するようなパフォーマンスからポピュリズム的な成功を得て急速に強大化し、凶悪なファシズムへと突き進んだ例は、実際に近代史を振り返れば簡単に見つかります。