全国の公立高校で2015〜16年度、妊娠や出産を理由に学校から退学を勧められ、生徒が自主退学したケースが全日制と定時制で計32件あったことが30日、文部科学省の調査で分かった。同省は全国の教育委員会などに、安易に退学の処分や勧告をしないよう通知した。
「高校勧めで退学32件=妊娠理由に、初調査-文科省」 << 「時事ドットコム」(時事通信)]

高校在学中に妊娠・出産することについての意見はいろいろあるでしょうが、これは、実際に生徒が妊娠・出産したときの学校側の対応についてです。みだりに学業の機会を奪ってはならないという旨を、文科省がちゃんと通知してくれたのは、本当にすばらしいことです。

さらに学校側へお願いしたいこととしては──

妊娠・出産を理由に学校がはっきり退学を勧めはしないものの形の上では本人の判断ということになるよううまく話を運んで丸め込むとか、そういうまるでどこかの学校のセンセーたちみたいな汚い真似はやめてくださいね。