昨日書いた「北ウイング」の絡みで、1980年代の成田空港の様子を写した動画がないかと探してみましたら、公開している方がいました。

動画内の字幕で解説されていることは誇張ではありません。本当に、あの頃の成田は最悪の空港でした。最低最悪でした。まあ、オフシーズンはそれなりにすいていましたが。

とにかく疲れる空港でして、海外旅行で必要なエネルギーの3分の1が成田の出発ロビーで費やされたと言っても決して過言ではありません。ヘトヘトになってようやく搭乗した時はホッとしましたね。

動画内でも解説されている通り、とにかく座れる場所があまりなかったのです。利用客でごった返しているのにベンチは駅のホームより少なく、チェックインカウンターが開く前はスーツケースを椅子代わりにしたりして待つことができましたが、チェックインでスーツケースを預けたあとは座る場所に困りました。飲食店にでも入ろうかと思っても、みんな考えることは同じなので店は満席、場合によっては入り口に列を作っています。仕方なくブラブラ歩いて回って時間をつぶすしかありません。若かったから何とかなったものの、今の体ではとても耐えられませんな。

もっとも、ビジネス客や団体旅行客はそんな目に遭わなくて済んだと思います。そういう人たちは東京シティエアターミナルなどで先行チェックインができ(テロ対策のため今は廃止)、リムジンバスで出発ロビーに横付けして、まっすぐ出国審査に向かえばよかったのですから。私みたいな格安チケットの客はそうはいきません。空港に着いてから代理店カウンターで発券を受けて、チェックインカウンターで手続きをしなければならなかったのです(動画内の解説の通り)。

そして、最近の成田空港第1ターミナル──

電車を降りてから6分余りで出発ロビーにたどり着けるなんて、1980年代のあのワチャワチャからは想像もつかないことです。