相変わらず事故遺族に喧嘩を得るカツドーカども
辺野古沖船転覆事故について、オールドメディアの中にもようやく少し真面目に取り上げる媒体が出てきました。関西ローカルのABCテレビが一昨日(12日)午後の放送で、同事故の特集を組みました。編集済み動画がYouTubeの同局公式チャンネルで公開されています。
しがらみが多い中で、ABCテレビただ1局が何とかこれだけの特集を組み放送に漕ぎつけたことは、高く評価したいと思います。ただし、内容的にはこれでも不十分で、点数をつけるとすれば55点、しかもほとんどは事故の1カ月後には放映できたであろう内容であり、そろそろ2カ月がたとうというこの時期に見せられても苛立ちます。とはいえ、ゼロよりははるかにマシなので、本事故について追っていない人々には最低限見ておいてほしいものではあります。
ところで、人でなしのカツドーカどもが相変わらずふざけた言動を続けているようです。
学習会のお知らせ。
— オド良太郎 沖縄県議会議員 (@oddysun) May 13, 2026
「活動の最前線の場所で活動の中核メンバーが起こした事故」という認識が欠如したタイトル、報道ほぼ無風&玉城県政の平和学習への関与が指摘される中でこの内容、「元関係者」の肩書を前面に立てる講師人選。
何だか、立場が違うどころじゃない次元の違いと凄みを感じます。 pic.twitter.com/HECryli76E
案内文の後半部分を拡大してみます:
極右の高市早苗自維政権と産経新聞が率いるキシャクラブメディアが、この事故を徹底利用して米軍辺野古新基地建設阻止闘争に対し、誹謗中傷を繰り返しています。
「何が平和教育なのか」は、教育機関が決めることで、国家が関与してはなりません。今回の海難事故について、社会全体で、なぜ悲しい事故が起きたのか、再発防止のため、何をすべきかを考え、行動したいと思います。
米国によるイラン侵略戦争が泥沼化し、米日軍事同盟が中国侵略戦争を企てている中、辺野古新基地反対運動が、この事故で影響を受け、ましてや、九月の沖縄県知事選挙のプロパガンダに利用されてはなりません。
亡くなった生徒と金井牧師が天国で、高市自民党政権と政治家の動きをどう見ているかを考えたいと思います。
ほぼツッコミどころだけで構成されているような、タチの悪い冗談としか思えない文章であり、「米日軍事同盟が中国侵略戦争を企てている」とかいう妄想は勝手にしてくれればいいとして、それにしても唖然とするのは、転覆事故を政治利用するなと言いつつ「亡くなった生徒と金井牧師が天国で、高市自民党政権と政治家の動きをどう見ているかを考えたいと思います」などと120パーセント政治利用の言葉で締めているところです。つい先日、沖縄タイムスが投書欄を使った〈イタコ芸〉のことで叩かれたばかりなのに、カツドーカどもはまるで分かっていませんね。
改めて、事故で亡くなった武石知華さんの遺族の言葉を読み返してみます:
知華自身も、このコースの背景をほとんど理解していなかったようです。妻が「なんで辺野古を選んだの?」と聞いた際、彼女はこう話していました。 「美ら海水族館に行きたいんだけど、美術館で怖い絵を見るよりかは、お友達と綺麗な珊瑚礁を見る方が楽しそうじゃん」
【Fコース】ボートに乗って海から辺野古を見る → 美ら海水族館
彼女にとっては、ただそれだけの純粋な選択でした。
適切な届出や保険の手続きすら欠いたままボートを運航し、知華の命を奪い、17人の生徒を海に投げ出し命の危険に晒すという取り返しのつかない結果を招いた、重大な責任を負うべき組織と行動を共にしている人が、知華をまるで自分たちの仲間であったかのように語ることは到底、許容できません。
知華は、誰かの主張のために沖縄へ行ったわけではありません。
沖縄戦の歴史や経済、文化を勉強し、メイクや服装に悩み、お友達と沖縄へ3泊4日の旅行に行くことを楽しみにしていた、一人の女の子でした。
沖縄のテレビや新聞では、ほとんどこの事故の報道は無いと聞いています。
もしかすると、知華は抗議活動に参加していたと、まだ思われているかもしれません。
SNSにあまり触れない沖縄の年配の方々にも、知華の本当の姿を知っていただきたく、私たちの note のことを伝えていただけると嬉しいです。
この期に及んで「亡くなった生徒と金井牧師が天国で、高市自民党政権と政治家の動きをどう見ているか」などと、知華さんを自分たちの政治的同志のように言うとは、カツドーカどもは遺族に喧嘩を売っているとしか思えませんね。
ちなみに、上記「学習会」を主催する団体の代表世話人である浅野健一氏とやらは X (旧Twitter) でこんなことを抜かしたりもしています:
沖縄辺野古沖で船2隻が転覆し、「不屈」の船長と同志社国際高生徒が死亡した。私は同志社大教授を20年務めたが、同校は沖縄で平和学習をしていた。ネトウヨが、新基地反対闘争が続く辺野古での学習を非難しているが、反対派を敵視する海保が速やかに救助したか検証が必要だ。
カツドーカどもがこんな奴らばかりだということを、なぜオールドメディアはちゃんと伝えてくれないのでしょうか。あいつらは決して平和のために活動しているのではありませんよ。