日本に原油が来なくなり254日後に経済が止まる、という最悪の事態に陥る可能性は低くなったらしく、ほっとしています。

「アメリカから理不尽に一方的な攻撃を受けているイランの人々の苦しみに、お前は少しも思いを馳せないで、油が来るかどうかの心配ばかりしているのか!」──と怒るセーギノミカタは少なくないかもしれませんが、そういう崇高な意識を持つ方々はどうせ自分たちの見たいものしか見ていないのでしょうし、また今般の事変が始まる前のイランで何が起きていたのかに思いを馳せたりはしないでしょうから、無視しておきますね。

母国の自由を求めるイラン人団体は8日、駐日米国大使館(東京都港区)付近で、米国とイスラエルによるイラン攻撃を歓迎するデモ集会を開催し、約170人(警察発表)の在日イラン人が「トランプ大統領、ありがとう。イラン国民を助けてくれて、ありがとう」と声を上げた。
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ガディリさん[同団体広報]は、「何度も日本のメディアにインタビューされ、イラン国民としてしゃべっても、すべて隠蔽される。すべて逆のことを日本のテレビ局は報道している。われわれへの抑圧と弾圧は隠蔽された」と訴え、「イラン国民の声はこれです。トランプありがとう!」と声を張ると、参加者も「トランプありがとう」と呼応した。

もちろん、こういう意見がイラン人の間でどの程度の多数派を占めているのかは知りません。また、こういう意見があるからといって、ただちにアメリカやイスラエルの所業が正当化されるものだとも思いません。ただ、明らかなのは、こういうイラン人の声が少なくないにもかかわらずオールドメディアがほぼ全く報じていない、という事実です。とにかくアメリカが悪いという〈結論〉が先にあって、それを言う上で都合の悪い情報を遮断するというのは、報道機関としていかがなものでしょうか。

そうそう、ベネズエラの時もそうでしたね。