このまま衰退してゆく
たとえば弁護士・倉持麟太郎氏は『リベラルの敵はリベラルにあり』(ちくま新書)のなかで、日本のリベラル層の主張を「わかる人にわかればよいというエリート主義、愚民思想が見え隠れする」と言う。
たとえば、防衛費増額や日米同盟の強化を支持する有権者を「メディアに踊らされている」「右傾化している」と断じる態度は、有権者が日々感じている「領海侵入」や「ミサイル発射」への切実な生存不安を、端から「誤り」として切り捨てているに等しい。
[「「リベラルがこの体たらくでは」ラサール石井氏が「論破」された防衛政策批判 独善的な正義の叫びは嫌われる」 << 「J-CAST ニュース」]
ネットを眺めていればふんだんに目にする、似非リベラルに対するこうした真っ当な批判が、新聞やテレビではまるで見られません。真面目な話、本当にオールドメディアはこのまま衰退していきそうです。
昔からオールドメディアは〈報道しない自由〉を行使したり、記者のペンで書きにくいことを〈識者の談話・寄稿〉で代弁させることにより、しっかりと偏向報道を続けてきていますから、その点はさほど驚きませんが、高市政権が発足してからというもの、特にこのたびの衆院選の期間中はそれがあからさまになったので、かなり驚きました。そして選挙後はというと、築地や一ツ橋のたぐいはもう完全に狂乱状態に振りきっていて、平気で嘘を触れ回るようになっているありさまで、驚くというより呆れています。
もしかして彼らは、分からないふりをしているだけなのかとも思いましたけど、実は本当に分かっていないみたいです。終わっています。滅べ。