過去30年で最も正常
日本のオーバーツーリズム問題を緩和するため先月から対策を講じてくれている中共ですが、またしてもわが国に大いなる協力を寄せてくれています。
- 「中国海軍と海警局船100隻超、東アジア海域に展開か…外国船への模擬攻撃や「接近拒否戦略」訓練実施」 << 「読売新聞オンライン」
日本が防衛力を強化せざるを得ない理由、わが国の安全保障をめぐる厳しい実情を、中共がこんなふうに具体的かつ実体的に示してくれているため、高市総理や小泉防衛大臣がわざわざ丁寧に説明するまでもなくアホでも分かるという状態です。やたら忙しい現内閣の仕事を、中共が大幅に軽減してくれています。政府としては北京に感謝すべきですね。
まあ、中には目下の東アジア海域の状況を見ても防衛力強化の必要性が理解できないと言う人たちもいるみたいですが、そんなのはどうせ懇切丁寧に説明してあげても理解できないというかそもそも理解する気が最初からない人たちなので、放置しておけばいいでしょう。相手にするだけ時間の無駄です。日本は、昨年10月から今年10月まで丸々1年を無駄にしてしまっていますから、これ以上の時間を無駄にするわけにはいきません。
本当に、高市総理って〈持っている〉としか言いようがないのですよね。周囲で勝手にいろいろな良い効果が出てきますから。すべてとは言えないにせよ多くのことがすさまじい速さで良い方向に動いており、内閣発足から1カ月でそれ以前の1年間を超える仕事を片づけている感があります。特に日中関係については、過去30年で最も正常な状態といえるのではないでしょうか。