インテリジェンス関連もいい方向に動きだしました。

ただ、現在の国家安全保障局でも、記事中では「一元的に指揮・集約する機能が不十分との指摘」とさらりと流されていますが、外務省と防衛省からの出向者で構成されているがために、互いが自分の所の利益を優先するので十分な情報集約ができていない、と聞いたことがあります。内閣情報調査室を格上げした国家情報局は、警察庁、外務省、防衛省からの出向者で構成するそうなので、建て付けをちゃんとしていないとかえっておかしなものが出来てしまいます。

複数省庁からの出向者での構成から、プロパー職員を育ててゆく必要がありますが、それこそひと世代かかる話です。インテリジェンスはまだ一歩目を踏もうとしているだけにすぎません。