連休中だというのに相変わらず永田町お笑い劇場が続いていますね。野党のみなさんはワークライフバランスを大事にしたほうがいいのではないでしょうか。

公明党が連立離脱を表明してからというもの、同党代表の斉藤氏があちこちのテレビなどに引っ張りだこのようでして、公明党の一方的な言い分がせっせと電波で広められている一方、自民党の言い分はテロップやフリップでおまけ程度に紹介されているだけです。ほら、もう分かりますよね。これがまさに支持率を下げる報道というやつです。

いやしかしそれにしても、オールドメディアはどこも、公明党の離脱は某国の指図があったからではないのか、などとはおくびにも出しませんね。ジャニーズ問題を彷彿とさせるものがあります。あくまでも政治と金の問題がウンタラカンタラということにしているようですが、とはいえ斉藤氏はとてもいい人のようで、ネット番組で某国大使との会談のことを突っ込まれたら目が泳いで答えがしどろもどろになってしまい、見ていてちょっとかわいそうな気もしました。大使と会談はしたが連立政権に関する話は出ていない、とか言われても、ホテルには行ったが打ち合わせをしただけと言い張る某市長を思い出すしかありません。

そんな公明党ですが、政権を離脱するとか言いながら、同党所属の国交大臣は辞任していないとか、それでいて野党会合に入れてくれと言いだしつつ、将来は連立復帰するかもしれないなどとつぶやいたりしていて、まあ、もはや政権に関わらなくなる勢力として眺めるぶんにはなかなかおもしろい人たちです。

ところで野党の様子はといえば、立憲民主党が傀儡にする気満々の見え見えで国民民主党の玉木代表を担ごうとして、そんなの当然丁重に断られるに決まっているのに、振られたとたんに玉木氏をああだこうだと批判し始めるという、ストーカーみたいな愛憎劇を繰り広げている一方、維新の会にも声をかけるという節操のなさで、誰でもいいのかよという感じです。いっそのこと立民党は首班指名で「斉藤鉄夫」とでも書いたらどうですかね。おもしろいですよ、ある意味。