昨夜のNHK大河ドラマ「べらぼう」第37回は──

きよの足に見えたのはバラ疹とおぼしきもの。あの時代に江戸で身を売っていたことのある女性の半ば宿命とはいえ、ドラマだしオリジナルキャラだしそこのところはうまく回避する脚本になってほしいところが、あちゃーという感じでした。

でも梅毒の潜伏期間ってそんなに長かったっけか、と思って検索してみたら、あの症状が出るのは感染後3カ月から3年というかなり長い期間(Ⅱ期)のうちの1カ月程度らしいので、まあ、脚本としては間違いではないようです。

そういえば近年、国内で梅毒が急増しているらしいですね。理由はいくつか言われていますが、いずれもちゃんと調査した結果ではないので何ともいえません。ペニシリンでばっちり治る病気とはいえ、症状が出たら人目を気にしないわけにはいきませんし、気をつけるに越したことはありませんよ。