広陵高校野球部に絡んで昨日、ついに〈文春砲〉が撃たれていたようですね。また新たな事案です。

そして広陵高校側の対応はというと、報道された内容を同日中に全否定してみせるという、これがまた例によって最悪手としかいいようがないものでした。普通に考えてこういうときは、とりあえず「本校として把握している内容とは異なる、あるいは把握していない事案であるため、念のため詳細を確認中です」としておくのが無難でしょう。だって、10年前の出来事についてそんな短時間で全否定の声明を出してくるのって、全然調べていないし調べる気もないというふうにしか世間には見えませんからね。そして実際そうなのでしょうし。

まあ、野球部監督が学校理事でもあり地位としては校長より上で、その校長はかつて監督のもとで野球部長を務めていたことがあり、現野球部長は監督の息子、寮母は監督の妻、というかなり特異な環境だそうですから、不祥事が告発されてもただちに根拠もそろえず全否定するという独特の管理体制がしっかり機能しているのでしょう。

広陵高校は恐らく来年度の入試受験者数が定員割れ、野球部の新入部員がほぼゼロになるでしょう。そんな事態に至ってようやく学校側は事の深刻さを理解するのでしょうが、今ですらすでに遅すぎるのでその時にはとんでもなく遅すぎます。しかも、その時でさえ、学校経営が傾いてしまったのはSNSのせいだという怨み節しか言わないのでしょう。

滅べ。