マスコミがネタにするのがずいぶん遅いような感じがしますが──

ちょっと正確には覚えていませんけど昨年あたり、コロナ禍の出口が見えてきたあたりからだと思いますが、日本人旅行者(特に女性)がアメリカへの入国を拒否されたという話はネットでよく見かけるようになりました。 YouTubeで「アメリカ 入国拒否」など検索すると、今回話題の一件以外にいくらでも出てきます。

勘違いしている人も多いのですが、アメリカはもともと入国審査が厳しめの国です。日本人旅行者の場合はパスポートの威力もあって緩めに通されてきたものの、最近は不届きな日本人旅行者(特に女性)が増えてきたため、普通に厳しく審査されるようになったというだけのことです。

この状況についての記事や動画を見て回ると分かるように、日本人女性の一人旅が疑われやすいのですが、日本人女性の一人旅でもアメリカをはじめあちこちを飛び回っているYouTuberやインフルエンサーはいくらでもいますから、入国拒否された人は単純に自分自身の行いに問題があります。〈日本人の女〉という属性が国外でどういう目で見られる傾向にあるか、ちょっとは考えてそれなりに対策を講じておくべきです。ハワイぐらいなら沖縄の感覚で気軽に行けた、というのは過去の話ですよ。

上記記事で取り上げられている今般話題の件についていえば、入国拒否されても何ら不思議ではない例です。悪い条件がそろっています。特に、入国審査で職業を偽ったなんてのはまるっきり駄目ですね。