怪文書のたぐいを持ち出してきて火のない所に煙を立たせようとし、高市経済安保相が総務相だった時に放送に政治的圧力をかけようとしたのしなかったのと騒いでいた小西洋之参院議員(立憲民主党)ですが、実際は小西氏自身が報道に圧力をかけまくっているという喜劇です。

あらあら、築地にまで見放されたようですね。

これは小西氏個人の問題では済みません。「サル発言」に関して、彼の参院憲法審野党筆頭幹事の任を解くだけという大甘な処分しかせず、さらに彼が複数のテレビ局に対して「法的措置」をちらつかせて放送を恫喝するなどといった言動について除名処分が相当であろうに何もする気配がない立民党は、党として同罪です。

今般一連のくだらない騒ぎで、よほどの馬鹿でない限りもう理解したはずです。放送をゆがめようとしているのは政府や自民党ではなく、野党とりわけ立民党ですよ。立民党は放送を政治的圧力から守ろうなんていう気はこれっぽっちもなく、ただ放送法絡みの話が政府・与党を叩けるネタになればそれでいいのであって、むしろ自分たちの都合に合わせて平然と放送に圧力をかける──それが彼らの正体です。ええ、悪質なクレーマー集団にすぎませんよ。