〒スラ社がゼロエミッション・ビークル(ZEV)の新たな戦略の具体化として、電動アシスト人力車 RKS Cabriolet Zero を4月31日発売予定であると発表しました。同社のプレスリリースで写真が公開されています。

〒スラ RKS Cabriolet Zero

人力車は19世紀後半から20世紀初頭にかけて日本をはじめとするアジア各地で広く用いられ、現在では観光地などで見かけることが多い、排ガスを全く出さない理想的なZEVですが、駆動力の弱さゆえに坂道の多い地域での走行の難しさが欠点と言われてきました。〒スラ社は軽量で強力な電動アシスト機構を装備することにより、駆動力不足の問題を解決したとのことです。

また、電動アシスト人力車は価格を自転車並みに抑えることができるため、従来のBEVが高額で手が届かなかった人でも購入が容易となります。先進国はもちろん途上国にも広く普及させることが可能で、地球規模での脱炭素に大きく寄与することが期待されます。