新型コロナウイルスは実に忌ま忌ましいものですが、しかしコロナ禍はじっくりと人間や社会を観察する好機ともなり、昨年今年と様々なものの正体がはっきりと見えてくるという効果もまたありました。

簡単なことです。築地あたりの紙媒体の夏ごろの社説を開いてみてください。あるいは野党どもの文書でもいいです。その文面にある「東京」を「北京」に、「ラムダ株」「デルタ株」などを「オミクロン株」に書き替えたような主張を、果たして今の彼らが同じように訴えているかどうか、です。そんなのまるで見当たりませんよね。

非常時には人間の本性があらわになります。よく観察して見極めましょう。