最初は新型コロナウイルスのワクチンが入手できないと騒ぎ、菅首相がファイザーと話を付けたりして順次大量に入るようにしたら、注射の打ち手が足りないと騒ぎ、超法規的措置により打ち手を増やして接種のペースを速めたら、ワクチン供給が追いつかないと騒ぎ、「やれやれ、本当に菅政権ってのは無能だよね」ととにかく政府が悪いと腐すばかりの人たちは、果たして政権交代したらどんなにすばらしく完璧な新型コロナ対応ができるようになると考えているのやら、全くもって私には不思議でなりません。というか、かつての暗黒の民主党政権時代でのことだったら、どんな悲惨な状況に陥っていたやらと、恐ろしくてなりませんよ。

今年初めにワクチン云々の話が聞こえてきた頃、日本で希望者全員が接種を完了できるのは早くても来年内だろうと考えていた私には、今年じゅうにだいたい終わるだろうという状態になっているだけでも、かなりすごいと思えるのですがね。政府の新型コロナ対応全般は決して良くはありませんけど、悪くもありませんし、ワクチン接種の進捗だけでいえばそこそこ優秀だろうと思います。