新型コロナウイルスのワクチン接種を受けるか受けないかは、現在欧米を中心に諸外国で行われている〈大規模な人体実験〉の結果をある程度見届けてから決めても遅くはありませんから、しばらくじっくり考えればいいのです。ただし、ワイドショーや雑誌の新型コロナ関連の報道は、例によってデマばかりですので、ああいうのは当てにしないで自分でそれなりの情報を見て判断すべきでしょう。

私個人の考えとしては、いかんせん短期間に突貫的に開発されたワクチンゆえ、当初から安全性を懸念していましたけど、最近の海外の〈大規模な人体実験〉の様子からすると、さほど心配する必要はないのかなというところです。重篤な副反応が起きる割合は目立って大きくもなく(それをあたかもことのほか大きいかのように騒ぎ立てる商売がワイドショーのたぐい)、またそれが起きる人の特徴も分かっているためあらかじめ気をつければいいのですから。

あとは、効果がどうなのかということですね。せっかく接種しても、極端な話、予防効果が10パーセントぐらいだとか、抗体が1か月しかもたないなどというようでは、意味がありませんからね。それでも、例えばもし海外旅行に行きたくて目的地の国がワクチン接種を入国許可条件にするのであれば、打つしかありませんし。イスラエルではかなり高い効果が出ているという話もありますが、しばらく様子見です。

そんな中、アストラゼネカが日本国内でのワクチン生産に向けて動いているとの報道が──

ワクチンの配送と保管は大きな課題でしたので、国内での大量生産のめどがついたというのは一つの安心材料です。