昨日の記事でちょいとキ印ドライバーについて触れましたが、車の運転をしない人にはなかなかピンとこない話でしょうし、キ印ドライバー自身は自分のことだという自覚がないでしょうから、いくつか実例を挙げてみますね。

近ごろは映像を公開してくれる人が多いので、実例を参照しやすくなりました。ということで、まずはこちら──

赤信号を無視したドライバーが、白バイに取り囲まれ、映像を見せられても、自分はやっていないと延々ごね続けています。いやはや、こんな調子でも警察に身柄を拘束されることもなく、切符を切られて反則金で済むのですから、日本って平和ですよね。

こんなキ印ドライバーですから、他のドライバーとのトラブルという〈民事〉だったらどんなふうになるやら想像がつきません。こういうのとトラブってしまったときに備えて、ドラレコなどの記録をとることが必要になります。

そして次──

狭い道路での擦れ違いがうまくいかなくてトラブっていますが、これ、一番悪いのは画面右手から来る白のアルファードですね。

まず、0分40秒の状況から、このアルファードのほうが脇道へ寄せて退避すれば何の問題もありませんでした。

その後、軽自動車との擦れ違いができなくて言い争いを始めるキ印アルファードですが、そもそもこのアルファードがもっとちゃんと左に寄れば擦れ違える可能性があります。3分40秒ごろにアルファードの横を自転車が余裕で走り抜けていることからも明らかなように、左側にかなりの空きがあります。なお、対向の軽自動車は垣根の側にかなり寄せているのが見て分かりますし、軽自動車が後方の交差点のほうへ下がるのはかなり危険です。落ち度は圧倒的にアルファードのほうが大きいといえますね。というか、運転が下手すぎという自覚が欠けています。まあ、アルファードとプリウスは〔略〕

この道路は日常的にこういったトラブルが絶えない箇所らしく、このカメラに撮られてYouTubeに上げられている動画がたくさんありまして──

これもさっきの件と同じで、手前のシルバーのフィットの落ち度が圧倒的に大きいといえます。1分0秒あたりからフィットの脇を自転車が擦り抜けていることから分かるように、フィットはちゃんと左に寄せていません。ええ、要するに運転が下手なんですよ、このフィット。にもかかわらず、相手に対して暴言を吐くというところ、やはりキ印ですね。そして、これもさっきの件と同じように、落ち度が小さい対向車のほうが妥協して後ろの交差点まで下がっています。かなり危険ですよ。

ところで、交通トラブルというとドライバー同士のいざこざと思う人が多いかもしれませんが、ちょっと違うのもありまして──

大渋滞を起こしてまでマクドナルドのドライブスルーを利用したいという神経が私には全く理解できないのですが、まあ、キ印の頭の中身など理解できなくて当たり前ですね。何せキ印ですから。

えっと、私もマクドナルドのドライブスルーでコーヒーを買うことがたまにありますが、3台並んでいたらそのあとには続かず、普通に駐車場に車を入れてカウンターでテイクアウトの注文をしますよ。そのほうが早いですから。