文科省からの通知の有無にかかわらず、もともと弔意を表明する予定だった大学もあるでしょうし、しない予定だった大学もあるでしょう。また、今回おかしな騒ぎになったせいで、もともとする予定だったけれどやめた大学もあるでしょうし、しない予定だったけれどすることにした大学もあるでしょう。結果的に大学当局がどういう選択をしたかについて、ああだこうだと言うべきではないと思いますよ。

なお、今回の騒ぎ自体については、政権攻撃のネタが欲しいだけの人たちが放火しているだけで、実にくだらないとしか言いようがありません。自身の葬儀までが政争の具になった故・中曽根氏は、高みの見物で不敵に笑っている頃でしょう。

ところで、今時の若い人たちは、故・中曽根氏と言われてもピンとこない感じかもしれませんね。身近な部分に関連して言えば、もし彼がいなかったら、Suicaなどの交通系ICカードはいまだに普及していなかったと思いますよ。