東南アジアのタイでいま、学生らによる反政府デモが激しさを増しています。当初、政権退陣を求めていたデモがこれまでタブーとされてきた王室へと矛先を広げる背景を取材しました。
「タイ反政府デモ激化“不可侵”王室も矛先に」 〔日本テレビ系〕 << 「Yahoo!ニュース」]

──などと冒頭にかっこいいことを述べているものの、結局「王室へと矛先を広げる背景」に触れていないという、実にふざけたニュースです。

まあ、知っている人は知っていることですので今さらですけど、要するに、4年前に亡くなったプミポン国王が国民の尊敬を集める人格者であったのに対して、現在のワチラロンコン国王が、あのぉ、つまりそのぉ、何ていいますか、ものすごく、アレな感じが度を超えてアレな──

日本のテレビ局が躊躇するのも、やはり仕方ないですかね。