社会保障制度改革推進法という法律があります。その冒頭近くにあるのが、次のような条項です:

第二条 社会保障制度改革は、次に掲げる事項を基本として行われるものとする。

一 自助、共助及び公助が最も適切に組み合わされるよう留意しつつ、国民が自立した生活を営むことができるよう、家族相互及び国民相互の助け合いの仕組みを通じてその実現を支援していくこと。

「社会保障制度改革推進法」 << 衆議院。ただし部分強調は筆者]

この法律は、民主党政権下の第180回国会で成立しています。

ということで、私が何を言いたいかはもう分かりますよね。

立憲民主、国民民主両党などが結成する合流新党の代表選に立候補した立民の枝野幸男代表は9日、日本記者クラブ主催の討論会で、自民党総裁選に出馬した菅義偉官房長官が「自助・共助・公助」を訴えていることを批判した。「政治家が自助と言ってはいけない。責任放棄だ」と述べた。

えっと、あれですよね、枝野氏ならびに似非リベラル・似非左派の方面が、菅[すが]氏の述べた「自助」という単語にケチをつけているということは、本来成立した社会保障制度改革推進法の条文に「自助、共助及び公助が最も適切に組み合わされるよう留意しつつ」という文言なんかなかったのに、史上最悪の安倍政権が密かに挿入して条文を改竄していた、ということですかね。よく分かりませんけど。